見出し画像

【漫画】ラオス料理の紹介②ー新米国連職員のぱにゃにゃん日記 Vol.12

サバイディー!リョーヤです。

前回の「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」では、ラオス料理についてご紹介させていただきました。

今回も引き続きラオス料理をご紹介したいと思います!

麺料理もよく食べるラオスですが、その中でもこの「カオソーイ」は本当に大好きです。タイに行ったことのある方はカオソーイを食べたことがあるかもしれませんが、ラオスのカオソーイはタイのものとは少し味が違います。

2コマ目の写真のように、麺料理を注文すると必ず葉物野菜と大量のトウガラシが別皿に盛られて出てくるのがデフォルトです。

こちらはフーという別な麺料理を頼んだときの写真。こんなに唐辛子は食べられません(笑)

僕は辛いものが得意ではないのでトウガラシを入れることはないのですが、ラオス人の同僚は、このトウガラシをまるで麺のチェイサーのごとく、そのままかじりながら麺を完食します。

ちなみにこれらの麺料理ですが、日本円にすると150円〜250円ほど。お肉も野菜も摂れるのでバランスもよく、ランチにはもちろん、二日酔いの翌日の朝にも最高です。


少し話題が変わるのですが、ラオスに来て3か月が経ち、本格的にラオス語のレッスンを開始しました!毎週2回、仕事終わりにラオス人の先生とプライベートレッスンをしています。

とにかくラオ語の文字が難しすぎます・・・

国連職員としてのラオスでの任期は2年。そのあとは他の国へ移動する可能性が高く、もちろんラオス語は他の国では使えません(唯一、タイ語だけがほとんど一緒なのでコミュニケーションをとることが可能です)。正直、ラオス語を勉強するよりもフランス語やスペイン語など、他の国でも役に立つような言語を勉強した方がいいじゃん!と思うこともあります。

実際、ほとんどの海外から来ている同僚はラオス語を習っておらず、英語でコミュニケーションをしています。仕事は英語なので、それで当然十分ではあります。

それでも、やっぱり現地の人が話す言葉でコミュニケーションをとるということは、理屈では表しきれない何かがあるんです。

ほかの国と比較すると、JICA海外協力隊を中心に、日本人は現地語を勉強していることが多く、この点は国際協力をするうえで日本人のいいところだと僕は思います。

僕も2014年にはじめて参加した協力隊では、ザンビアでトンガ語を勉強。その後もパラグアイでグアラニー語やスーダンではアラビア語、マラウイではチェワ語を勉強しました。

簡単な日常生活での会話や数字などを覚えただけですし、今では忘れてしまったものも多いですが、それでも、現地語を使って現地の人たちとコミュニケーションをとったときに感じられるパワーをいろんな国で経験してきたからこそ、その国に行ったらその国の言葉を覚える!という精神が根づいているのだと思います。

ラオスにいる間はラオス語の勉強に集中したいと思いますが、これからの国際協力人生においても、どんな立場でどんなに偉くなろうが、まずはその国の言葉を覚えてコミュニケーションをとるということは生涯続けていきたいなと思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このマンガ連載は、食を旅するイラストレーター・マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。織田さんのプロフィールはこちら!