マラソン練習でLSDをやってはいけない理由

必要論と不要論がありますが、私は初心者には必要な練習、上級者(サブ3以上)にはいらないという考えです。いらないというよりやってはいけないです。

私自身、20年以上のランニング歴の中で最初の10年くらいは、ゆっくり長く走ることもしていましたが(LSDという言葉を知らない)、ここ10年近くはほぼせずに、陸上経験無し、帰宅部の自分がサブ2.5まで到達しています。
長く走る練習はもちろん必要で、20キロ以上走る場合は必ずジョグ(キロ5)より速いペース(遅くてもキロ4分を少し超えるくらい)を徹底しています。

まず不要だと、考える理由。

コスパが悪い

LSDは90分以上、ながければ3時間と言われます。
他のいわゆるポイント練習の時間はというと、
閾値走、インターバルの類なら30分前後、
ペース走の類なら長くても90分程度です。

市民ランナーにとって時間を捻出することは難しい人が多いはずで、その時間をLSDに使ってしまうのはもったいないです。効果がめちゃくちゃ高いなら良いですが(その点は後述)。

コスパについては、この記事でも悪いといって不要論を展開しています。

ここまではいらない理由。そうでなくて私見をかなり入れてここからはやってはいけない理由にまで迫ります。

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