速いほどフルマラソンでの暑さ対策は必要

2012年の論文によると、フルマラソンの最適な温度は3時間半の男性で6.02度、おおよそ6〜8度が最適なそうです。そしてそれよりタイムが遅くなると、最適な温度10度以上とか15度以上にあがるそうです。

速くなるほど最適な気温は下がるというのは、誰もが感覚的にわかることで、激しい運動をすればするほど体があつくなるということです。体温が上昇すると、消費カロリーが増大します。

6〜8度というのは、私の感覚ともあっていて、初めてサブ2.5した時は最高気温が9度でした。

一方それを超える暑さが大の苦手です。同レベルのランナーでも私ほど暑さに弱いランナーは見たことがなく。。。

10度を超えると、上がれば上がるほど、後半足が止まります。25〜30キロぐらいで急に力が入らなくなる、筋肉がオーバーヒートしている感覚に陥ります。ときには30キロ過ぎてジョグペースになることも。

そんなレースを20年のうちの最初10年くらい何回も経験してきて、10度を超えるような時期にレースに参加しないようになりました。記録狙いのフルマラソンにエントリーするのは、12月か2月。1月もあればと思うのですが、なぜか1月は大会自体が少ないです。

ところが、ここ数年は冬場でも、ことごとく出る大会の気温が高かったです。特に今シーズンが酷かったです。

去年12月の奈良マラソンが確か15度を超える暑さ。3月初旬の琵琶湖マラソン(3月ですが、スタート時間が通常の大会に比べて8時20分と早いので狙いのレースにした)は19度まで上がりました。

今シーズン暖冬というわけでもなく、上がり下がりが激しくなぜか週末が気温が高く、平日が寒い(1月下旬の大寒波は水曜)という、私にレースは走るな!と言っているような天候でした。

ということで近年は暑くなるレースが多く、大体1週間前から天気予報の最高気温とにらめっこしてます。

暑いレースを避けることもできないので、いろいろ対策を取るようになりました。
その結果がこの前の琵琶湖マラソン。

19度の暑さでしたが、2時間36分台に落ち込みを抑えれました。対策をとる前は、40分は超えていたので。去年の奈良マラソンもこれよりは暑さはマシでしたが、2時間32分でした。

私以外のランナーも琵琶湖マラソンの暑さはやはり厳しかったようで、後半周囲のペースはかなり落ちていたし、知り合いのランナーも軒並み後半撃沈してました。

私ほど暑さに弱い人はいないにしても、皆、それほど暑さに対する対策をとっていないように見えます。

私が1番効果的と思っている対策も奈良マラソン、琵琶湖マラソンとも同じことをしているランナーは一人も見ませんでした。

では、どんな対策をしたのか?また、今後、試してみたい対策も記載します。

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