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持たざるワーママが、ふつうに楽しく働く、ということが大事なんじゃないか。

私は現在、30代後半で、二人の子供を育てながらフルタイムで働いています。私より一回り上の世代では、子供を持ちながら働いていた女性の多くはスーパー有能か、実家が近く頼れるかの2択でした。

私が一人目の育休中に参加した、行政による育休復帰セミナーに登場した先輩ワーママからのアドバイスは、
"実家の近くに引っ越すこと" でした。
それは確かに助けになる手段だろうけど、実家が遠方の私には両立は無理なのか‥と途方に暮れたのを覚えています。

スーパー有能なわけでも、実家が近くにもあるわけでもない、ごく普通の女性が、働き続けないといけなくなってきたのが、今の30代だと感じています。

必死で何とか両立をこなす日々の中、先輩ワーママを見ては、"自分はあんな風にこなせない" "お子さんが丈夫でうらやましい" と思い、
後輩の女性からは、"大変そう、仕事と育児の両立はできそうにないと思われてるんじゃないか"と、良いロールモデルになれていないことに申し訳なく感じていました。


でも、最近は少し違う考えを持つようになりました。

ごくごく普通の、持たざるワーママが、楽しく働いている姿をちゃんと見せることが、実は大切なんじゃないか。

私は早起きしてないし(7時起き)、子供のお弁当のおかずのうち3/4は冷凍食品だし、料理はあまり得意ではなくてタスカジさん(料理代行)に助けてもらってばかりだけど、今は子供と過ごす時間も大切にしながら、仕事を楽しめている。

この状態にいたるまでに大変な試行錯誤があったのですが、こんなふうに何とか乗り越えてきたワーママ、ワーパパが得た気づきや工夫を、みんなでシェアしたり、"大変だよね〜"と肩肘張らずに言える場を作ることが、これからの子育て世代にとって生きやすい社会につながるかも、と思っています。
これからも持たざるワーママの一人として発信したり、ゆるやかなつながりを作ったりしていきたいな。



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