高校2年生後半~3年生前半

皆さんこんにちは

Ryoです。


今回は僕の高校時代のハンドボール部での話の、
高校2年生の後半から引退までの話です。


2年生の10月の区民大会でGKに専念することを決めた僕は
その後も守君と2人で日々練習しながら過ごしていました。

練習試合などでも基本は僕が守り、
控え主体や僕が調子や体調がイマイチな時は
守君が守るという感じでした。


2年生の12月のある日、
いつも通りアップをしてキャッチボールをして、
シュート練習を受けていたんです。

そしたら元野球部の後輩のシュート
(彼のシュートめっちゃ重かったんです)
で腕を持ってかれました。

その次にシュート止めたら右肘が痛いんです。

その後、試合形式をやってもセーブしても痛いし、ボール投げるのも痛いんです。


「なんかおかしいな」
と思いながら、
「湿布貼っとけば良くなるだろ」
と思って1週間程過ごしたんですが、

全く治りません。
むしろ悪化していきました。


経験者の方とかならもう分かっているかもしれませんね。

かかりつけの外科に行ったら、
「右肘の内側側副靭帯の損傷」
と言われました。
要するに靭帯痛めてたんですよね。

お医者さんには
「なんでこんな酷くなるまでほっといたの!!」
って結構キツめに言われました。


発症から受診まで約1週間で、
3回の部活と1回の練習試合をやってたから
そりゃ悪化しますよね。


約2ヶ月のノースローをお医者さんから言われました。

年明けの2月中旬までボールを投げるなと…


僕のキーパーとしての長所は、
「肩が強いので少し強引でもセーブしてからすぐロングパスを出して速攻に繋げる」
でしたから、長所を奪われた形でした。


しかし、その間に何もしない訳には行きません。

GKからの球出しは全て守君や出番じゃない部員が交代でやってもらい、
僕は右腕を使わないでGKの練習をしていました。

しかし、
怪我って続く時は続くものですね…

右肘の怪我から1ヶ月ほど経ち年が明けた1月、

キャッチボールなども左でやって
20m超えるようになってきて、
右肘もだいぶ良くなってきた頃、
何を思ったか僕は右腕を解禁してしまいました。

守君が好調をキープしていたこともあり、
焦ってしまったんですね。

そんな中顧問がいないある日練習をしていたら、
今度は両肘をシュート練習で痛めました。


同じ痛みなので
「また靭帯か…」
と自分で感じました。

顧問にもそれを伝えたら、
「なんでそこで焦った」
と言われました。

顧問は僕に
「治るまではゆっくり無理するな」
と言ってくれていたのに、
僕は顧問のいない日にやって怪我をしたので当然の言葉ですよね。


そんなことがあり、
守君に練習で色々と迷惑をかけながら、
3年生になりました。


1月に痛めてから引退試合のGWまで肘は治ることはありませんでした。


完全にノースローでの調整をしていれば、
治っていたかもしれません。

しかし、僕は痛みと戦いながら部活をやることを選びました。

なぜならGKは止めないと始まらないからです。


ノースローでの調整は、
GKとしての練習は一切せず、
マネージャーの仕事を手伝うくらいしかできることがありません。

その間にGKとしての感覚はなくなってしまうでしょう。
それから最後の大会までの1ヶ月で感覚を取り戻せるわけがなかったからです。


引退試合直前1週間は流石に悪化を防ぐために、
GKの練習をしましたが、
腕は一切使いませんでした 。


GW終盤に引退試合がありました。

肘のことを気にせずに試合をしたかった僕は、
顧問に内緒で鎮痛剤を服用して会場に向かいました。

試合では痛みを気にせずに試合が出来て、
ロングシュートのセーブや
速攻のセーブなどでチームに貢献出来て、
前半3点位のリードで折り返しました。





速攻?を多分セーブした時の写真


ハーフタイムで
「自分達は勝ち慣れしていないから、後半も一生懸命自分のできることをしよう」
と話し合いましたが、
僕は後輩の子と
「この10分で流れが変わったら嫌だな…」
と話していました。





後半開始直前の写真

右の黄色が僕ですね

「顧問の話ちゃんと聞け!!」って今は思います笑


結果は不安が的中しました。
少しずつ差を詰められて、
こっちの退場
(エースにマンツーマンがついた時につき倒してしまった)
をきっかけに速攻で逆転され、
最後の試合に負けました。


この試合の直後、
顧問はレフリーの当番があり
丸1試合分自分達だけで過ごす時間がありましたが、

その時
「まさかこいつまで」
と思う後輩も含めて全員が泣いていて、

「自分はこんなにいい仲間と自分が好きなハンドボールが出来たんだな」
と感じました。





最後まで残った同級生3人と


もちろん公式戦で1つでも勝ってみたかったけれど、
勝てなくても大切な仲間と過ごした時間で学んだことはいっぱいありました。


ポジションのこと、
顧問との衝突、
怪我との戦い
もありましたが
僕は高校でハンドボール部に入ってよかったなとその時感じました。





こんなに頼りない背中の部長に着いてきてくれた後輩達には感謝しかないです。




ちなみに引退試合の日、

帰ったらめっちゃくちゃ肘痛かったです笑


今日はここまで

次回は引退後~高校卒業までの話を書こうと思います。


閲覧ありがとうございました

Ryo

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?