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サンクコストの罠から脱却しよう。

こんばんは!HSP系フリーランスのりょーちんです!

今回は僕たち人間が陥りがちである「サンクコストの罠」について解説していきます。

「サンクコスト」

皆さんはこの言葉を知っていますか?

「サンクコスト」という言葉は日常生活で使われることが少ないので、初めて聞いたという人も多いかもしれません。

サンクコストとは経済学用語で、既に投資した事業から撤退しても回収できないコストのことです。日本語では埋没費用と言います。

そして、サンクコストによって今後の意思決定に影響が及んでしまうことを「サンクコスト効果」と言いますが、ここでは「サンクコストの罠」と呼ぶことにします。

皆さんもこんな経験はありませんか?

UFOキャッチャーでお気に入りのぬいぐるみがあって500円使っても取れなかった。500円も使ったので取らないと勿体ないと思い、さらに1000円使ったが結局取れなかった。

ラーメン屋の行列に並んでいて30分経ったが全く進まない。隣にある別のお店に行こうか迷ったが、せっかく時間をかけて並んだので勿体ないと思い結局2時間以上並んで食べた。

このようにこれまでに費やした時間や労力、お金が惜しいあまり無駄な投資を続けてしまったり、効率の悪い行動をやめることができなかったりします。

これまで続けてきたことを諦めたり捨てたりすることは勇気が必要ですが、サンクコストの罠から脱却しない限り不必要なことにエネルギーを使い続けることになります。

勿体ないからという理由だけで不必要なことに時間や労力、お金を投下することが1番勿体ありません。

そのエネルギーは本当に大切なことに投下するべきです。

僕が考えるサンクコストから脱却するポイントは、

「その行動を今から始めようと思いますか?」

と自分に問いかけることです。

そこでNOという答えが出るなら、その行動は勇気を持ってやめるべきです。

自分自身を俯瞰して見ることを意識しましょう。

これまでに投資したサンクコストに囚われるのではなく「今やっていることには意味があるか?」ということを常に考え、そうでなければ勇気を持って撤退しましょう。

本当に大切な行動を見極め、そこにエネルギーを集中させることができれば、多くのことに少しずつのエネルギーを分散させるよりも遥かに効率的に物事を進めることができます。

今日もありがとうございました!

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