㉙ぬるりと耳の中の水が抜け落ちる感覚


おはようございます。


昨日も市営のプールに行ってまいりました。


泳ぎ方や呼吸の仕方が相変わらずめちゃくちゃなので、少しずつ自分の身体の心地よいところを追求しながら改善をしています。


その中で、今日も新たに一つ発見がありました。



それが、耳に入り込んだ水の抜き方です。


泳ぎ方のせいなのかはわかりませんが、泳ぐときはたいてい耳の中に水が入り込んできます。

昨日も25mを泳ぎ切ったあと、いつものごとく耳に水が入っていました。


いつものように2,3度ジャンプをしますが、なかなか出てきません。
すると、不意に耳の中の水がするっと抜き取られるように出ていきました。

「うわ、なんやこれ」

と完全に虚を突かれた形になったのですが、その時の感覚が新しく、実に爽快でした。また、力むこともなく、するっと抜け落ちた感じでした。
ずっと耳の中の水案件は地味にうっとうしいなと思っていたので、この感覚を発見した時は、小さな喜びがありました。


「なるほど、このやり方か。どうやってたんやろう」

と思い、身体の動きを再現してみました。


いつものように、水が入っている方の耳を下に首を傾けて、とんとんと片足でジャンプをしてという形は一緒でした。ただ、意識はなんとか重力と勢いで耳の中の水を振り落とそうと頑張っていました。


そこで、跳ぶ足とタイミングが違ったと気が付きました。
跳ぶ足は無意識だったので、今までどちらの足を使っていたのかはわかりませんが、水が入った耳側の足を使っていました。左の耳に水が入ったならば、左足です。もし逆足であったならば、跳んで重力で落とそうとしても、エネルギーが横に分散してしまい、耳の中の水に対して直接的にエネルギーがかかりません。しかし、同じ側の足で跳べば、水に対して縦方向に直接的にエネルギーがかかりやすいので、落ちてきやすいのではないかと考えました。

タイミングに関しては、これまでは、振り落とそうという意識があったので、跳んで足が着地するときに水が落ちるイメージでした。しかし、今回は首を傾けながら足でぐっと踏み込むような形で一度下に少し沈み、キュッと上に伸び上がるように跳びました。すると、耳の中の水がひとりでにぬるりと抜け落ちていきました。おそらく慣性の法則がうまく働いたのだと思います。



次回もなにか新しい発見を見つけたいです。
というか身体が勝手に感じてくれるのを待ってます。

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