劣等感は武器になる
はじめに (りょ)
「身長が低い」や「頭が悪い」など、誰しもが劣等感を抱いています。そんな劣等感ですが、その正体はただの「主観的な思い込み」なのです。
例えば身長150cmの学生が2人居たとします。1人はバスケ部、もう1人は文芸部に所属しています。後者が劣等感を感じる確率は、前者に比べて少ないでしょう。
つまり劣等感とは、客観的な事実では無く、主観的な解釈に過ぎないのです。
「頭が悪い」も「成功出来ない」のも全てです。
《りょの字の目次》
①劣等感とコンプレックス
②2つのコンプレックスと〇〇
③劣等感を使いこなそう!
①劣等感とコンプレックス
劣等感とコンプレックスの違い
多くの人が「劣等感」と「コンプレックス」を一緒にして考えがちです。
劣等感とは、「自分には価値が無い、少ない」と言った主観で自分の価値を判断する言葉。
一方コンプレックスとは、複雑に絡み合った倒錯的な心理状態を表す言葉です。
多くの人が使うコンプレックスとは、これから説明する劣等コンプレックスである場合がほとんどです。
②2つのコンプレックスと〇〇
コンプレックスは大きく分けて、劣等コンプレックスと、優越コンプレックスの2つがあります。
劣等コンプレックス
⑴劣等コンプレックスとは、簡単に言うと言い訳です。例えば「身長が低いからバスケが下手。」これは立派な劣等コンプレックスです。
「AであるからBが出来ない」の様に何の因果関係も無い事にあたかも重要な因果関係があるかの様に説明し、納得させようとしている。
この様な事を劣等コンプレックスと言います。
優越コンプレックス
⑵一方優越コンプレックスとは、簡単に言うと自慢です。
出来ない自分を受け入れられず、言い訳する事すら出来ない人は、
あたかも自分が優れているかの様に振る舞い、偽りの優越感に浸るのです。
具体的には過去の栄光に縋ったり、周りの権力の力を借りて、自らを大きく見せる行為の事を指します。
劣等優越コンプレックス!?
⑶そしてもう一つ大変興味深いコンプレックスがあります。言うならば、劣等優越コンプレックスです。簡単に言うと不幸自慢。もっと身近な言い方をすると、メンヘラですねw
自らに降りかかった不幸を、まるで自慢話の様に話す人の事です。
彼らは不幸である事によって特別であろうとし、周りは彼らをまるで腫れ物に触る様に慎重に扱わざる終えなくなり、彼らは自らの不幸を後ろ盾に優位に立ち、周りを支配しようとします。
ですがそんなどのコンプレックスにも共通点があります。それはコンプレックスを必要としている点です。
では、コンプレックスを必要とせず、健全に劣等感と向き合うにはどうするべきか?
③劣等感を使いこなそう!
劣等感自体は悪ではありません。問題はそれをどう使うかにあります。
答えは至ってシンプル。劣等感に塗れた現状に満足せずに、努力する事です。
例(僕の体験談)
少し僕の話をします。僕はバドミントンをしており、父に強い憧れと同時に強い劣等感を抱いていました。
理由は2つ。父のスキルと僕の体格です。僕は身長が高くて脚も長く、バドミントンには打って付けの体型をしていました。 一方父は、50歳手前で視力も低く、膝に怪我を負っていました。 当然プレイには沢山の弊害があった事でしょう。
そんな父に僕は一度も勝てた事がありません。そこにあったのは強い劣等感です。
僕はその強い劣等感をバネに努力を続けられました。もし僕が体格に恵まれていなかったらきっと僕は強い劣等コンプレックスを抱いていた事でしょう。
劣等感は努力で減っていく
僕の昔話でもあった様に、バドミントンに体格はそれほど関係なく、しかしもし体格に恵まれなかったら体格のせいにし、父の努力を見ようともしなかったでしょう。
そんなマイナスなイメージを持たれがちな劣等感ですが、人を成長させる武器にもなります。
詰まる話、悔しければ努力する他無いのでしょうw
故に努力はコンプレックスを生むのかも知れません。
最後に
最後まで見ていただき、誠にありがとうございます😊
実ははじめての作品になるので、至らない点は多々あるかと思いますが、少しでもお役に立てれば幸いです。
宜しければフォローの方よろしくお願いします😆
ありがとうございました😊
制作: りょうたまん(りょの字)
参考: 嫌われる勇気 様
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