日本再興戦略

面白かったので、まとめの量が増えてしまった〜〜。

もし、ある程度のPV数あったら、より詳しくレビュー書きたいなと思います。

序文
・「高度経済成長」とは、均一な教育・住宅ローン・マスメディアによる消費購買行動の3セットである。→簡単にいうと、教育による画一化・ローンによる家計の束縛・メディアによる終わりなき購買欲増進

・日本再興にとって、教育・文化・経済・技術が密接に結びついたエコシステムを作ることが大切である。

1章　欧米とは何か？

・欧米とはユートピアである→欧州もアメリカも全部まとめて言ってしまうこの言葉、害悪じゃね？

・公平と平等は違う→公平は、「プロセスに何も不正がないこと(fair)」。平等は「全員に権利が一様であること」。日本は、公平であるかどうかは重要なのに、平等であるかには無頓着。

・近代的個人は日本には向いていない→ここまで人増えたら、一人一人の判断って間違えることが多い（ポピュリズム）

・これからのワークアズライフ→仕事と私生活って区切ってる時点で違う

・幸せ依存症の日本→メディアやトレンディドラマが築いた幸せ理想像を追い求めすぎ。

・地方自治の重要性→東京にとっていいことも、沖縄にとっては良くないかもしれない。それぞれの土地に合わせたやり方を。

・マンボウの産卵のようなエコシステム→無限に会社やプロダクト作ってトライアンドエラー。

第二章　日本とは何か

・日本の歴史→日本の政治構造は、中臣鎌足の律令政治導入で「精神構造上」の天皇と「統治機関」としての政府が分けられた時点でほぼ出来上がった。

・日本にはカーストが向いている→カーストがあるということは、いわゆる「保証」。今は自由すぎてみんな不安。

・マスメディアが生み出した害悪、「拝金主義」と「トレンディードラマへの憧れ」

第3章　テクノロジーは世界をどう変えるか

・テクノロジーの活用によるPersonalizeの時代へ→一人一人にあったものができるようになってくる。

・自動翻訳と自動運転が変える未来→言葉の壁と、距離の壁がなくなります。

・5Gがもたらす恩恵→3D映像、触覚・感覚などの伝達が遅延0.1秒の世界へ

第4章　日本再興戦略のグランドデザイン

・少子高齢化がもたらす3つの恩恵→なんで少子高齢化が問題なの？逆にチャンス。

・機械親和性が高い日本、機械と人間の融合→欧州やアメリカよりもそういう倫理観を取り入れやすい

・トークンエコノミーと親和性の高い日本、個人が信用創造する時代へ。→ブロックチェーンと相互のつながりで、自立するコミュニティを増やす

・地方自治体はICOするべき、地方分権の本当の姿へ「夜警国家」

・これからの日本に重要なビットコイン。→守るために必要な3つのこと。投機目的にしないとか。

第5章　政治

・これからの日本に必要なのは「国防」。機械化がポイント。→侵略してくるような国家に対して、人の兵士を使う必要はない

・国防のためにインドと手を組め→地政学・文化的側面から

・民主主義のアップデートが必要→思想としての民主主義と制度としての民主主義。制度はいくらでもやり方ある。

・リーダー2.0、3.0の時代へ→自分で全部できるカリスマ的リーダー1.0の時代は終わった

第6章　教育

・これからの時代に必要なのは「ポートフォリオマネジメント」と「金融的投資能力」→自分がいるコミュニティや仕事、投資時間を俯瞰して見る

・専門性をとがらせる教育を。大学では研究をしよう。

第7章　会社・仕事・コミュニティ

・哺乳類型企業になるべき

・男女平等はフランスを真似せずに、フェアにしていくべき→なんでも平等ではなく、適切なバランスを。

・逐次的・即時的な物語を作る。→まずは自分のできることから。「自分探し」病にならず、今を生きて自分を作っていく。

まとめ

言ってるだけでは始まらないので、自分は頑張っています。そして、変えるためには数も必要なので、このような本を書いて仲間を増やしています。