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選挙で日本の政治は変わるのか、というか変わる必要はあるのか

参議院選挙の開票がだいたい終わり、自民党も立憲民主党も、そこまで波乱がないくらいの議席を獲得しそうだな、というニュースを見ています。

今回の選挙は、自分的には過去一番
「投票しなくちゃいけないな〜。」
と思って、事前にニュースや情報を集めて、期日前投票をして、SNSとかでもいくつか発信をしてきました。

せっかくなので、ちょっと文章を書いておきます。

「投票せな」と思った理由

「投票せな」と思った理由としてあげられることは、

若者の投票率が上がるということが、若者向けの政策への重要度を高めるという論理が、理解できたこと。

→高齢者ばっか考えて演説する人ばっかだから、若い人の投票率上げて、若い人のことも考えてもらわないとな〜と思った。

現状の政治制度で、政府に文句言うためには選挙に行くしかないから。(選挙に行かないと、文句言う権利すらないなと思った。)

・現政権に対して思うことが多少なりともあったから。
特に、「年金2,000万円問題」(若い人のこと考えて制度設計してほしい)​「加計問題」(税金を勝手に使わないでくれ)

っていう感じですね。

周り見た印象

周りの友達見ると、結構関心を持って投票に行った人が多いんじゃないかなーという印象です。

Instagramで「投票完了」っていうポップなスタンプが出てきたり、一風堂やタピオカ屋さんで投票キャンペーンをやっていたりして、多少なりとも若者の興味関心を引くのに役に立ったんじゃないかなーって思うし、
「このスタンプ使いたい〜」みたいなインセンティブも若干働いたのではないでしょうか。

友達に聞いても、「投票行ったよ〜。」っていう人は結構多かったし、Instagramのストーリーでも、「投票した」っていうストーリーは結構見ました
芸能人や著名人の人に関しても、結構多くの人が「選挙行こう〜」みたいなこと言ってて、割と盛り上がってるな〜という印象はありました。

それでも政治は変わらない

でも多分、これって自分の周りだけ(つまり、しっかり大学行って、ある程度リテラシーがある人たちだからこそ。)だし、SNS・Twitterでの盛り上がりは、世間のごくわずか一部を切り取ったものでしょう。

この程度のキャンペーンじゃ、投票結果はそこまで変わらないし、若者の投票率も(実際の数字はまだ発表されていないのですが)そこまで変わってないし若者向けの政策なんてまだまだ出てこないだろうし日本の政治は変わらないと思います。

だってそもそも、「日本の政治を変えてほしい!」って切実に思ってる若者ってどれくらいいるんでしょう?

しょーじき、自分の生活を考えてみても、普通に大学行って、普通に働いてる人
「どうにかして、この政治体制を変えなきゃいけない!この問題を変えなきゃいけない!」
って思ってる人はまだまだ少数なんじゃないかなーと思います。

もちろん、全員がそのような問題意識持つのも大切だと思います。

でももっと大事なことは、そこまで強い問題意識がなくても、若者がカジュアルに・簡単に政治に対して参加・意見を言うことができることなのかなって思います。

選挙っていう仕組みもそうだし、それ以外の方法もそうですけど、「お前は、〇〇問題について、しっかり意見を持っているのか??」みたいな詰めじゃなくて、

「なんか多分、もっとこうなった方がいいんじゃね〜〜こっちのがいけてね〜〜」みたいなレベル感でどんどん政治について意見が言えていけるようになったらいいですね。

そして、その1つの方法である選挙も、(些細な方法ではあるものの)、まずは「一旦こいつに入れてみよ〜。」くらいでいいから、みんな行った方がいいです。(もう遅いけど)

投票というアクションすら起こさない人は、「全ての制度に満足してま〜〜す」って両手広げて言ってるのと同じです。
後から「年金もらえない!」とか「税金あげんなよ!」とか言っても、遅いんです。

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そして、今回、自分は「やっぱ、俺ごときの一票って小さいな〜。」って思いました。

だからって「じゃあいいや。」って次から行かなくなるんじゃなくて、ちゃんと毎回選挙行って、自分なりに意思表示をしたり、文句言ったり、情報調べたりして、無思考じゃなく、主体的に生きていこうと思います

↓このnoteがすごく良かったので、もっと政治のこと知りたいっっていう人は読んでみてください。


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