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読書記録 『しなやかに自分らしく 強く生きるノート』を読んでみて

晴耕雨読。私の住んでいる地域は今日も雨で畑に出られないので、ゆったり読書をすることにした。図書館で借りて読めていなかった本を読む。

講談社から出版されている『しなやかに自分らしく 強く生きるノート』という本を読んだ。7名の著名人がテーマごとに書いている生きやすくなる基本のスキル紹介みたいな本。

私たちの「希望」の作り方
本田直之さん、ちきりんさん

本田直之さんのパート
個人的に印象に残ったのはとにかく「真剣に考え続けること」が大切という本田さんの言葉、自分が制約を受けたくないことに対してどうやったら制約を受けずにできるかを真剣に考え続けることが大切ということで、「大人の時間割」を最初は作っていたそう。面白い。

最初はタネなので、極論を言えば、お金はもらえなくても、タネがいっぱいあれば、いずれどこかでどれかが何かになったりするわけです。もちろん芽が出ないものもあると思います。僕にも結果的に、何にもならなかったものがいっぱいあります。そのうちの何個かが花開いて、ビジネスになった、というだけのことなのです。
また、それを短期間でやろうとするのは無理だと思います。けれど、10年、20年と時間をかければ何かが花開いてくる可能性が出てきます。そういう長いスパンで考え、取り組んでいくことが大切なのではないかと思っています。

『しなやかに自分らしく 強く生きるノート』講談社、2013年

ドラッカーも言っていますが、多くの人が1年でやれることをたくさん見積もり過ぎていて、10年でできることを少なく見積もりすぎていると。まさにその通りなのです。なぜか、短期間でやれることをものすごく多く見積もっている。なのに、長期間でできることはとても少なく見積もっている。すぐに結果を求めてしまい、時間をかけて準備しないからできないのです。

『しなやかに自分らしく 強く生きるノート』講談社、2013年

これも刺さりまくった。すぐにできることを多く見積もって、できなくて絶望した経験がたくさんあります。

ちきりんさんのパート
・判断材料と情報を切り分ける。
・仮説に対して「なぜ?」で深堀してから、「だからなんなの?どうすればいいの?」で考える。自然と思考が深まる。
「考える時間」を物理的に確保する。キッチンタイマーを使って30分を区切り、その時間は何が何でも考える時間にする。考える場所は机に限らず、どこでもOK.一年間続けると自分の頭で考える習慣が付く。
(なぜ?どうすればいいのか?を問い続ける時間を確保する。)

後半引用するエネルギーがなくて要点だけだけど、
おすすめの本でした。