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後輩を値踏みする先輩。先輩を値踏みする後輩。

こんにちは、中川リョウ(@ryonotrio)です。1988年生まれ。広告代理店でコピーライター・PRアーキテクトという仕事をしています。「恥をかける人」というテーマで最近書いています。

最近少し窮屈に思っている話をしたいと思います。


後輩を値踏みする先輩


これまでは先輩が後輩を、当たり前のように値踏みしてきたと思います。「こいつは優秀だ」「こいつは仕事が出来る」と。

ちなみに僕は「優秀」「仕事ができる」という言葉は、言い回し自体が嫌いで普段は使わないように意識しています。たかが自分の尺度やん!と。


一方で、今や後輩にも選択肢が増えました。日々新しいサービスやプラットフォームが世の中で生まれ、先輩には全く理解できない文化圏・経済圏が形成されています。そうすると、先輩からの仕事や指示を待つ必要がなくなってきます。後輩だけでも仕事が出来てしまう。

この「分断」は、きっとこれからどんどん加速することでしょう。

後輩も先輩を値踏みしている

この人は本当に自分のことを考えてくれているのか。
この人の仕事は自分にとって得があるのか。

10年目になる僕は、いま先輩でもあり後輩でもあります。
先輩として仕事をするときには後輩からの値踏みに怯え、
後輩として仕事をするときには先輩からの値踏みに怯えています。笑

分断が加速する一方で、先輩と後輩の関係性も変わってきます。先輩から後輩に一方的に指示を出すのではなく、もっとフラットに。知らないことをお互い教えてもらう関係に。

これから、先輩はもっと謙虚にならないといけない。
これから、後輩はもっと自信をもたないといけない。

そのときにどちらもインストールしておくべきなのが
「恥をかける勇気」だと思います。

先輩は、恥をかいても知らないことを後輩に聞く勇気が。
後輩は、恥をかいても思っていることを先輩に言う勇気が。

さあ明日もいっぱい恥をかこう!(と自分に言い聞かせてます)

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