【経営者】腸内環境の改善と代謝の活性化
以前、数日間のファスティングをしたことがあります。
ファスティングは日本語訳すると「断食」です。
しかし、ただ「食べない」では危険が伴いますので、専門家やプロの方と相談してください。
あくまで、健康的に腸内環境を整えることでより健康になることが目的です。
無理することはNGです。
ファスティングのきっかけ
私がファスティングをやろうと思った理由はいくつかあります。
自宅やオフィスで過ごす時間が増えたこと
健康のために食生活を見直そうと思ったこと
体重計の数字を受け入れようと思ったこと
事業家仲間でもある友人が、ファスティング関連の事業を始めたこと
ファスティングに興味を持った仲間が増えたこと
など
最近は外出や運動する機会が減ったことで、ご飯を食べ過ぎていたり、食品添加物を過剰に摂取してしまっていたりしていました。
実際に考えてみると、腸は何十年もの間、ほぼ毎日休まずに体の中で稼働しています。
自宅も毎月、毎週、毎日、きちんと掃除しておけばいいのですが、なかなかそうもいかないからこそ年末年始には大掃除がありますよね。
同じように腸内環境を大掃除しようと思い、ファスティングを開始しました。
海外には断食の文化や風習の国もありますが、多くの国でしきたりに則った事前準備や完了後の調整などがきちんと決められています。
私もファスティング前後での準備や回復食にも細心の注意を払うために、プロの意見も聞きながらファスティングをスタートするスケジュールをしっかりと決めてから開始しました。
何事もプロの指導の下でやる
我流でファスティングをやるのは危険だと思い(失敗経験あり)、今回はカウンセラーの方にお願いしてやることにしました。
ファスティングカウンセラー 本城知恵さん
準備食はとして、【マゴワヤサシイ】を教えていただきました。
この期間を設けることで、ファスティングの効果を高める事ができるとのことでした。
せっかくやるのであれば、効果的に過ごしたほうが嬉しいですので、妻にも協力してもらいながら、真剣に取り組みました。
結果は準備食~本番~回復食の7日間で-3kgを達成しました。
味覚も変わったのか、大好きだったスイーツを欲しなくなりました。
「第2の脳」とも呼ばれている腸の機能
腸は別名「第2の脳」とも呼ばれているのをご存知でしょうか?
小腸や大腸の細胞の一部は、脳とも密接な関係があり、腸を整えることが身体全体の免疫力を高めるとともに、脳の活性化にもつながるといわれています。
腸の内側が免疫力に関係していることが注目されていますが、冷房で必要以上に冷えてしまいがちな身体を温めることも腸活につながると思います。冷え性な私は夏場は冷房対策として長袖を持ち歩くことも多いのですが、温かいものを摂るようにもしています。
腸の歴史
腸は、消化・吸収だけでなく、免疫機能にも影響する様々な働きをします。
なぜ腸は身体全体の機能に関わるのでしょうか?
諸説ありますが、脳や心臓などの生物を構成する臓器の中で、最初にできた臓器が腸だと言われています。そのため、全身の機能に影響していると考えられています。
動物と植物の大きな違いはエネルギーを吸収する方法です。
植物は太陽の光からエネルギーを作る「光合成」を行います。
一方で、動物は他の生物からエネルギーを「消化」することで吸収してきました。
そのために、必要な臓器器官が腸でした。
人類が誕生する何億年も前に多細胞生物は誕生しました
最初のころの多細胞生物は、口と腸、肛門というシンプルな構造で「腔腸動物」と分類されています。
そこから、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、そして人類が誕生したというのが現在の通説となっています。
進化していきながら外部環境に適応するために、脊髄、脳などの臓器が生まれたといわれています。
何事も大事なものや必要なものから誕生していると考えると、腸の大事さがわかる気がします。
腸のことはもちろん、生物の歴史も知れば知るほど学びが多いです。
まだまだ仕事を現役で楽しむために健康長寿を目指して、身体の内側も外側もしっかりと整えていきます。
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宮田亮(りょうちん)
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