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2024年1月14日 13:06
清濁併せ吞む、という言葉が好きだ。『脳のお休み』を読んでいるあいだ、その言葉が頭をよぎった。ただ、この本は清濁を併せ呑んでいるのとは似ているようで違う。なにが清くてなにが濁っているのか、その区別をしない。あるいは、していない。なにかを目にしたとき、快や不快、善や悪、美しさや醜さをその瞬間に判断している。あるいは、判断してしまっている。そのなかから、快いもの、善とされるもの、美しいものを好ん