メイクを始めた、と家族に伝えたら。
4人家族。両親に2つ上の姉。
最初の記事の下書き段階で姉に見せた。きっと共感してくれるだろうと思っていたからだ。最初のうちはすごく不安だったので、身近に共感してくれる人が欲しかった。
結果、姉はすごく共感してくれた。「自分で自分の信じたものを突き進んでる人が一番カッコイイし輝いてるよね」って。
問題は両親。母は深刻に考えすぎる節があるし、父はクラシックに考えるところがあり波風立てずにやっていく優しい性格。
大学から一人暮らしを始め、もう9年目。
常にぼくのことを気にかけてくれて、地元に帰るといつも迎えてくれる。
だからこそ、最初はいうのが怖かった。あまりに大きく受け止めるんじゃないかと思って。
ぼくのスキンケア・メイクのモットーは、「今ある素材を最大限に活かすこと」。これをきちんと伝えられれば、必ず理解してくれると確信していた。
「男のメイク = Matt」
両親はそういう認識だったらしい。
現に父は、息子がMattみたいになったら縁を切ると言ってたらしい。
ちゃんと補足しないと、いろいろ大変なことになるぞと思った。
1週間前、実家に帰省する予定があった。そのときに話そうかなと思っていたが、時期もあり諦めた。
両親に伝えようか姉に相談すると、「なんて言うかね〜まあ昭和の人達だし戸惑いとかはあると思うけどね」と。
迷った。
LINEで伝えた
2週間考えて、ちゃんと伝えることにした。
はじめてnoteに書いた記事のリンクを添えて。
母は心配ながらも好意的
一部省略したがこんな反応が。
正直、Ryomaがこういう事に興味をもつとはあんまり思ってなかったけど…ホクロを気にしたり、パックしたりしてたのを見てて汚くしてるより良いかなって思ってみてた😊
今や男も化粧してる人も多いのかなぁ⁉️スキンケアは、良いと思う😊
メイクは、正直よく分からんけどね。濃くやってたり、口紅してたらちょっとびっくりしちゃうかも⁉️
Ryomaは男だけど身だしなみを気にする男子なんだね😊
Ryomaは母さんの自慢の息子なんだよね✨いくつになっても…
東京で、いろんな事悩んで辛い事もあると思うけど…Ryomaには、帰るところあると頭に置いて頑張るんだよ✊️
我ながら愛され息子ですね(笑)
「精一杯大切に育ててくれたから、今の自分を一番活かせる方法の1つにスキンケアやメイクをやってみようと思っている」ということを伝えた。
父も言葉を絞り出してくれた
こういうとき、おそらく長く考えてくれて言葉を選んでくれたんだろうと思う。
お父さんは古い人間の部類に入る方だから、なかなかRyomaのような革新的な発想には辿り着けないけど。
自分に自信の持てることは大事だと思う。
自信の持ち方は人それぞれ。
みんながみんな同じではないし、同じにする必要もない。無理して背伸びして自信を持つことはない。自分に合った自信の持ち方を見つけたならそれが最適なんだろう。
けど、あまり入れ込み過ぎて、自分の本来の姿を見失うようにはなって欲しくない。そのための線引きはちゃんと持っておくこと。自分が生きていくために必要なことはしっかり継続してやっていって欲しい。
病気をせずに健康に気をつけて、頑張ってくれたら、お父さんお母さんはそれでいい。
「あまり入れ込み過ぎて、自分の本来の姿を見失うようにはなって欲しくない。そのための線引きはちゃんと持っておくこと」ここをきちんとわきまえることを一番に伝えたかったんだと思う。
いい親。
いまある素材を最大限に活かす方法を探してるだけだよ、と伝えた。
家族がなんて思うか心配、いきなりどうした!?と思われるんじゃないかと思うとコスメに一歩踏み出せない。
というメンズもいると思う。
まっすぐ、チャレンジしてみようと思う、と伝えるのがいいと思う。
できれば理由も添えて。
正直最初のころ、家族に伝えるほどのことでもないよな〜って思っていた。
しかし身近な存在の応援・共感は自分を強くする、勇気が湧く。
きちんと伝えられてよかったと思う。
実家に帰ったら、どんな感じか見せてあげたい。
会いたい人に会える平和な日常が訪れますように。
親にデパコスを贈りたいです。