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2020年6月30日にまたここで会おう:瀧本哲史伝説の東大講義【読書メモ】

こんにちは!
株式会社オクリーCEOの山口諒真(@ryoma_2021)です。

今日は、瀧本哲史さんの著書「2020年6月30日にまたここで会おう」を読んだのでその感想を。

【本の内容】(「BOOK」データベースより)
「君たちは、自分の力で、世の中を変えていけ!僕は日本の未来に期待している。支援は惜しまない」2019年8月に、病のため夭逝した瀧本哲史さん。ずっと若者世代である「君たち」に向けてメッセージを送り続けてきた彼の思想を凝縮した“伝説の東大講義”を、ここに一冊の本として完全収録する。スタジオ収録盤にはないライブ盤のように、生前の瀧本さんの生の声と熱量の大きさ、そしてその普遍的なメッセージを、リアルに感じてもらえると思う。さあ、チャイムは鳴った。さっそく講義を始めよう。瀧本さんが未来に向けて飛ばす「檄」を受け取った君たちは、これから何を学び、どう生きるべきか。この講義は、君たちへの一つの問いかけでもある。
誰かすごい人が全てを決めてくれればうまくいく、という考えはたぶん嘘で、「みなが自分で考え自分で決めていく世界」を作っているのが、国家の本来の姿なんじゃないかと僕は思っています。
自燈明・・・自分の人生は自分で考えて自分で決めろ
地動説と天動説のパラダイムシフトは、50年、100年と時代の流れで古い学者が全員亡くなって世代交代したことによって起こった。やっぱり世の中は変わらないと諦めてしまう人も多いが、何十年も立って世代が交代さえすれば、必ずパラダイムシフトを起こせる。

世の中の価値観が大きく変わるためには時間がかかる。正しい価値観であってもすぐに受け入れられることは難しいかもしれない。ただ何十年も経って世代が変わることで、社会が変わっていく事実を知っていると諦めることなく希望を持ち続けられる気がした。

交渉とは、「自分の都合」ではなく、「相手の利害」を分析する。そのためには、「話す」のではなく「聞く」

営業や交渉の際に意識していきたいと思う。相手の立場になりきって、どうすれば相手の人の役に立てるかという視点で物事を考えるようにする。

アイデアがどうかなんてことより、「あなただからその事業をやる意味がある」ということ、極めて重要。

事業アイデアやビジネスモデルにはそれほど価値はない。真似される。ただファウンダーの人生そのものは誰にも真似できないから差別化の要因になる。過去の経験、原体験などバックグラウンドから本人が絶対にやらなければならない、周りも応援したくなるような状態は強い。

滝本さんのお話、そして熱量を直接感じてみたかった。

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