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人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい
人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい
これも聖書の言葉ですが、みなさんにもなじみのある言葉ではないでしょうか。私も小さい頃、周りの大人に何度も言われた記憶があります。どちらかというと、「自分がされて嫌なことは人にもするな」と言われるほうが多いのかもしれませんが。
こんなこと今更言われなくてもやってるよ、と言いたくなった人も多いと思います。では、あなたはそれをどういう意識でやっていますか?
自分が同じことをしてほしいから人にもやってあげる。相手からの見返りを期待してやってあげる。このような意識でしている人もいるのではないでしょうか?
それが悪いというわけではないのですが、相手からのアクションを期待してしまうと、それがなかったときにがっかりしてしまったり、自分はしてあげたのにどうしてしてくれないんだと、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
相手のお返しを期待するのではなく、あくまで自分がしたいからする。自分は人に善いことをしてあげたから気分がいい。相手が自分にもしてくれたらラッキー。そのくらいのスタンスでいるほうが、精神的には楽になると思います。
(『新約聖書』ルカによる福音書6・31)
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