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たった一人で幸せになるくらいなら、誰かと不幸になった方がいい

今日は暗殺者を主人公にした、ダークな世界観が魅力のアニメ『Phantom』から。愛とか正義とか、いろいろ考えさせる深いアニメが好きなんですよね。

そして、今日の朝には別のアニメの名言を引用して、こんなツイートをしました。

最近、「幸せ」についてよく考えています。「自分にとって何が幸せか」、「多くの人を幸せにするには」みたいなことを。結論、「幸せ」って、人と人との間にしかないなって思います。

先日公開したnoteにも似たようなことを書いています。特に家族などの身近な人間関係について。

今の若い人たち(30代くらいまで)は、ゆとり教育の影響もあってか、このセリフがすんなり入ってくる人が多いのではないでしょうか。「一人勝ちするよりは、みんなでそこそこになろう」みたいな。

自分一人が幸せになるのは後ろめたいと思う人もいるかもしれません。一番いいのはもちろんみんなで幸せになることですが、一人で幸せになるくらいなら一緒に不幸を分け合おう、という考え方。

そういうところが、「最近の若者は成長意欲がない」と言われる要因なのかもしれませんが、一緒に不幸になれる人がいるということ自体が幸せだと思います。

じゃあ次は、「一緒に幸せになるには?」ってところですよね。これも最近よく言われていることですが、それは「与えあう」ことです。

新約聖書の「使徒言行録」にも、「受けるよりは与える方が幸いである」という言葉があります。2000年も前からずっと言われているので、恐らくこれは真理なのでしょう。

人は自分が持っているものを与えることで、その人と同じものを共有し、関係をつくっていきます。人間は根本的に繋がりを求める生き物です。人間関係が希薄化してきた現代社会で、シェアリングサービスが流行っているのも、こうした理由からでしょう。それは、形のある物だけでなく、価値観や考え方でも同じ。そうして生まれたのがコミュニティです。

自分を形作っている一部を与えて、共有する。それによって他人が「関係のない人」から「関係のある人」に変わり、自分の一部であるかのように感じられる。そうした人と人の繋がりが、幸せをもたらすのだと思います。

平和をつくる方法も同じではないでしょうか。遠い国の人のことも自分事のように感じられる。世界中の人々がそうなったら、戦争なんか起きないと思います。

そう考えると、自分が旅を続ける理由はここにあるのだと、自信をもってそう言えます。訪れる国が増えるたび、自分にとって「関係なかった国」が「関係ある国」に変わる。

だから、多くの人に旅して欲しいし、これからも旅を広めていく。

今日はこのへんで。明日もお楽しみに!


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