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私は向日葵を絵にして残す、この場所には、確かに向日葵があったんだって!

車輪の国名言集、第8弾はこのセリフ。失われてしまうものを、自分にできる方法で残そうと決意する言葉です。

先日こんなツイートをしました。

本日2019年1月14日をもって、タリーズコーヒーあざみ野店が15年の幕を閉じるそうです。そのことを知って、先日ふらーっと訪ねてみました。

私自身は初めて訪れたお店ですが、大切な人が長く働いていた場所ということで、その場所を見てみたかったのと同時に、その人にとって大切な場所が失われてしまうという感覚を想像してみたかったからです。

コーヒーを飲みながらいろいろと思考を巡らし、入れ替わり立ち替わりやってくるお客さんを眺めていました。参考書とにらめっこしている学生、子連れのママさんたち、年配の方のグループ、さまざまなお客さんがいました。

中には常連さんもいるでしょうし、私みたいに初めて来た人もいるでしょう。お客さん一人一人にその人の生活があり、ひとときお店でコーヒーを楽しんで帰っていく。

一人一人にお店と、コーヒーとの想い出があると思います。「このお店で受験勉強を頑張って志望校に合格した」とか、「あれだけ小さかったわが子がこんなに大きくなった」とか。

たとえお店が失われてしまっても、そこには必ず残るものがあります。これまでお店を訪れたたくさんのお客さんの記憶に、お店との想い出は刻み込まれているはずです。

そして、そのお客さんたちの生活に、いつもちょっぴりの幸せを与えてくれたお店のスタッフの方たちの中にも…

始まりがあれば終わりがある。終わってしまうのは悲しいけれど、それはそれで美しいなーと思います。(この情緒をなかなか言葉に表せないのがもどかしい。)

それはさておき、タリーズコーヒーあざみ野店の皆様、長い間お疲れさまでした!

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