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MacBookを起動しなかった週末の過ごし方

 連続投稿が100日に達したのを機に、毎日無理して投稿するのをスパッとやめ、noteに執着する時間を他にも回すことにしました。
 楽しいSNSですので、見始めたら止まらなくなり、ついつい数時間も費やしてしまうので、自分でも反省していたところです。

 とりあえず土日はアクセスしないと決め(コメントをいただいたというメールが届いたときを除く)、この週末はMacにも一切触れない日々を過ごしました。

一日で一冊読めた

 結果、土曜日は本を一冊読み切ることができました。
 それがこちらの本です。

 存在は前から知っていたのですが、タイトルのせいで、ライトノベルによくある異世界ものだと思い込んでいました。
 アニメ化されたとき見て、思っていたのと違い、ネットロアを元にしたホラーを扱っているのに、主人公たちが毅然としているのでそんなに怖くない。
 裏世界の超常現象に対しても結構冷静に向き合っている姿に共感し、発行されている巻を大人買いし、少しずつ読んでいます。一度に読むと後がなくなって寂しいですもの。

 三巻は個人的に怖い話でした。
 カルトに支配され、自分で考えることをいつの間にか放棄しないといけないという現実が、私には耐えられない現象です。幽霊に遭遇するよりも怖い。
 ある意味オーソン・ウェルズの『1984年』にも共通する怖さを感じる一冊でした。

 改めて読書感想文は書かないと思うので、これを読んで興味の出た方は、一度手に取ってみてくださいね。


普段見ないTV番組を見て過ごす

 日曜日は睡眠とテレビの日となりました。

歴史探偵「江戸の天才たち」

 午後に『そこまで言って委員会NP』を見た後、NHKオンデマンドで『歴史探偵』の「江戸の天才たち」という回を見ました。

 江戸時代というと、鎖国していて科学があまり発展しなかったというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、それはとんでもない思い違いです。
 あちこちに数学塾たるものが開かれ、武士や庶民などの身分が違う人たちに加え、男性だけでなく女性も参加している塾だったそうです。この辺りがいかにも日本だなって思いました。
 そういうわけで国民に広く数学が行き渡っていました。

 その結果、神社に数学の問題を絵馬として奉納することが流行っていたそうです。

 その問題のレベルを確認するために、京都大学の理学部工学部の学生や院生にお願いし、2時間で解いてもらうという企画を行っていました。
 結果、解けた人はゼロ。「あと二時間あれば解けたかも」という人から「一生解けない」という人までいました。

 それだけ難しい問題かといえば、江戸時代の人たちにとってこれは難問でなく、「中級レベル」だったとか。

 江戸時代の日本人は身分性別関係なく、みーんな「理系脳」だったんですね。
 そのDNAを受け継いでいる私たちが、数学ができないはずはありません。
 老若男女、みんな数学にもっと親みを持ちましょう

 オンデマンドを見られる環境にある人は、ぜひご覧ください。

フランケンシュタインの誘惑「モンスター・スタディー史上最悪の心理学スキャンダル」

 その勢いで次に見たのが、同じくNHKオンデマンドの『フランケンシュタインの誘惑』という番組です。
 エピソード17「モンスター・スタディー史上最悪の心理学スキャンダル」というタイトルで、吃音とその原因を確かめるために、当時孤児だった子供を実験台にしたという話でした。

 本来なら公平で開かれたはずの科学の世界なのに、公表すると自分たちが不利益を被るため、実験を行った科学者たちはすべてを隠蔽しました。
 そして孤児というだけで実験台にされた子供たちの中には、もう高齢になったにも関わらず、今でも後遺症で苦しんでいるということが語られていました。

 こういった実験はやめようと法の整備が整ったにも関わらず、つい最近も同じように人体実験をしようとした実例があったそうです。
 幸いにしてこれは、行われる前に阻止することができました。

 私が聞いたことのある、囚人と看守の実験は少し触れられただけでしたが、科学の発展の裏で、こういった人体実験が行われるのは悲しいことです。

 当時と今では時代も違い価値観も異なるので、今の感覚でそれらを批判するのは、キャンセルカルチャーにも繋がるので、慎重にならなくてはいけません。
 ですが、歴史に学ぶことで、こういった悲劇を繰り返してはいけないと肝に銘じることは大切だと思いました。

日本沈没−希望の人−

 夜は『日本沈没−希望の人−』の最終回を見ました。
 最初からツッコミどころもあったのですが、好きなドラマだったので毎回見ていました。
 最後まで見た感じでは、ワンクールではなくてツークールくらい使って、もっとじっくり描いて欲しいなと思う展開でした。
 特に最終回はいろいろな要素を盛り込みすぎて、駆け足で終わってしまったのが残念でした。

 原作は読んでいないのですが、多分内容は全く違うと思います。

 ドラマのノベライズも出ているらしいので、原作、第二部、ノベライズのすべてを大人買いして、読んでみたいと思っています。


 スマートフォンがあるので、インターネット断ちというわけには行きませんでしたが、Macでネットサーフィンしたり、noteの記事をダラダラと読んで時間を過ごしたりしないと、有意義な週末を過ごせました。
 改めて、SNSに振り回されている自分を感じ、反省する次第です。

 平日は数学カフェさんのもくもく会もあるし、勉強した内容をnoteにアップしたりします勉強中に解らないことはネットで調べるので、どうしてもMacは必要になってきます。
 でも週末だけは起動しないことで、少し余裕のある生活を送ることができました。

 これからもちょっと生活を見直して、やりたいことをやれる時間を作り出そうと思います。


 ※写真はフリー画像素材を提供してくださっているアプリpixabayさんからお借りしました。

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