「その時」を待つ、ということ
「今すぐ結果を出したい」「今すぐラクになりたい」と思っても
その通りにできることもあれば、できないこともあります
たとえば、春にならないと花は咲かないし、秋にならないと実はなりません
つまり「その時」を待たないといけない、ということ
人生ってのは、そんなことの連続で
私達の思い通りになることの方が少ないのです
時計の針は戻すことも、進めることもできない
ただただ「その時」を待つしかありません
そこで大切になってくるのが「どのように待つか?」という点です
ジッと辛抱して待つ、何かで気を紛らわせて待つ人もあれば
待ち切れずに焦る人、不安になる人、心が折れる人、自暴自棄になる人もあります
そう思うと、長い長い人生の中で
ちゃんと「その時」を待てるということは、とても重要なことだとわかります
仏教は、どんな状況でも、どんな事柄でも
きちんと「その時」を待てる生き方や、心のあり方を教えています
それは単なるロジックだけではなく、それを実現するためのメソッドだと言えます
ぜひ、仏教で心丈夫な人生を!