オーストラリアの森林火災はどれだけヤバい？フェイクニュースに気をつけて！
昨年末からネットニュース・SNSで話題になっているオーストラリアの森林火災。
１月に入ってからは日本でも少しずつ報じられるようになってきて、芸能人やインフルエンサーがSNSで募金を呼びかけてるので、「ヤバいらしい」「なんとかしなきゃ」と思い始めた人も増えてきていると感じます。
ただ、その中でフェイクニュースが拡散されていることも・・・
そこで、火災についての信用できる情報、ソースをご紹介します！
過去最大規模の火災 煙がブラジルにも到達！？
テレビで報じられている通り、過去最大規模の火災です。昨年、世界中で報じられていたアマゾン火災と比べても約５倍の５００万ヘクタークが燃えてました。これは、九州と四国を合わせた面積に相当するそうです。
森さやかさん| NHK国際放送局 気象アンカー、気象予報士
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20200106-00157771/
1/8にフランス通信社が報じた内容によると、森林火災の煙がブラジルにまで到達したことが明らかになっているそうです。
AFP通信
https://www.afpbb.com/articles/-/3262561
オーストラリアへの旅行は危険？
いま現在、シドニー・メルボルン・キャンベラなどの主要都市は火災の影響を火災の被害を受けていないとされています。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/011000020/
ただし、煙がブラジルに到達するほどなので、被害を受けていないとされる地域でも煙たかったり、空気が悪かったりすることがあります。
特にシドニーとゴールドコーストは火災が起きている地域に近いので、今現在は安全だとしても気をつけたほうが良さそうです。
メルボルン在住の方が書いたblogが参考になりそうなので貼っておきます。
https://www.businessinsider.jp/post-205425
またオーストラリアでは、ブッシュファイヤー（森林火災）の危険性が高い時はBBQなどの火の使用が禁止されることも多いです。
せっかくオーストラリアに旅行するなら、きれいなビーチや自然を楽しみたいですよね。火災がおさまらないうちは、旅行は控えたほうが良さそうです。
また、現在火災の影響を受けている箇所はGoogleで確認できるようになっています。
とはいえ、フェイクニュースの拡散には注意
NASAの衛星写真を使って、オーストラリア火災の規模を可視化した画像です。気候危機は未来のことではありません。 pic.twitter.com/Gs1FNt5gb8
— Clara Kreft 🥰 (@808Towns) January 6, 2020
この画像、NASAが宇宙から撮ったオーストラリアとして主にTwitterで拡散されていますが、誤報なのでご注意を！
実際は、オーストラリアで写真やポストプロダクションを手掛けているAnthony Hearsey氏が作成した合成画像だそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00010003-bfj-soci
「何かしてあげたい」「助けたい」という気持ちはみんな一緒。ただ、情報が錯綜しているので不安を煽るだけの記事、フェイクニュースには気をつけましょう！
情報の信憑性が怪しい時は、BBCやYahoo、NHK、AFPなどでチェックすると良いと思います＾＾
次回は、募金方法について解説いたします！！
いただいたサポートは、オーストラリア火災の募金（オーストラリア赤十字社）に使わせていただきます。