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NovelJamに出ます&電子書籍とは、の話。

今週末に行われるNovelJamに編集枠で参加します。

NovelJamとは著者2名+編集+デザイナーの4名でチームを組み、2日間で作品を完成、電子書籍として発売する、というイベントです。

(マガジン読者のみなさん、関係ない話だわー、って帰らないでー! 少し遠いかもしれないけど、関係のある話だから~!!)

2日間でひとつの作品を作るって厳しすぎない? って思われるかもしれないけど、規定が3,000~10,000字なのでまあ無茶な話ではない。
プロットさえ固まれば、3,000字の初稿なら40分ぐらいで書ける人もいる。
そこから推敲+ブラッシュアップを重ねる。
まあ私からすると誤字脱字ってゴ〇ブリか!? っていうぐらいどれだけ確認しても出てくるんだけども……そう、私の目は節穴だからね……校閲の人はすごい(私は自分以外の人はみんなすごいと思っているタイプ)。

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(前回は、こういう場所に缶詰めになってやっていた@八王子)

今回は前もってチームが編成されるけれど、基本は作業当日に初めまして、になる予定だ。全然知らない人といきなりゼロから作品を作るってめちゃくちゃヒリヒリするよなあ。刺激的。第1回・第2回は著者で参加したのだけれど、最初に応募した理由は「誰かに小説を見てほしい」と「ゼロからの小説の即興、やってみたすぎる!」だった。そのときの編集さんがお2人とも大好きで、そのお2人が私の編集のお手本になっているところがある。

うん、ちょっと脱線してしまった。

私の場合、おひとりはたぶん同じチームになるであろう方が分かっているんだけど(中には組む著者さん2人ともほぼ確定だろうという予測が立っている編集さんもいる)、その方は「当日、作品のお題が出てから話を考えたい」っておっしゃっていた。類は友を呼ぶって言うけれど、本当にそうだなあ、と思う。事前にガチガチに準備するタイプの著者さんだったらたぶん、私は頼りなくて仕方がないと思うし、私は私で「なんか違う……」って思っていたんじゃないかなあ、という気はする。
その日その場でその瞬間にしかできない作品を作り出す。ワクワクするじゃないか。

念のために言っておくけど、ほかの事前準備していらっしゃるチームについて批判しているとかじゃないから! たぶん、そのほうが絶対いいに決まってるから! 切れるカードがあるのに切らないとかなかなかね!? ほんと、念のため言うけど!(2回目)(嫌な奴とイベントが始まる前から参加者に嫌われたくない…)

こういうイベントに出るときの自分のスタンスっていうのは決まっていて。

・ゆるっと楽しく、でも納得のいく作品を作る
・喧嘩は売っても買わない

(とか言ってるけど滅多に売らないよ、過激派じゃないよ)

この前、1日でショートムービーを作るというイベントに参加してきたんだけど、そのときにも「ゆるっと楽しく」でも「妥協しない」はめちゃくちゃ大事だな、と思って。対面して、互いが「どういう人間か」「何がしたいか」ってすり合わせていくのは、今の時代でも必要だと思う。

今回2日でどういう作品ができるか、めちゃくちゃ楽しみだ。
編集で参加するけど、私自身も作品を作る上で刺激になること、勉強になることがあると信じている。

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