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子どもの母斑除去手術ログ③手術当日

決断から手術まで1ヶ月半ほどあり、その間には、採血X線心電図の検査や、麻酔科との面談などがあった。
そして手術前日には早朝のPCR検査。
そのひとつひとつが娘にとっては初めてのことばかりだった。
でも本当によく頑張った。
きっと私たちの緊張が伝わって、娘なりにこれは避けられない、やらないといけないと感じ取っていたのかもしれない。


手術当日

06:40 娘起床。嫌がったが、本人もわかっているようで渋々着替え。
07:00 飲食禁止のため、歯磨きだけして出発。
   途中お腹が痛いと言い出す。
07:50 病院着。
0800 問診、付添者(私)の抗原検査、着替え。
0830 手術室へ。着替えまでは陽気におどけていたけれど、
   たくさんの人に囲まれてだんだん娘の顔が曇ってきた。
   手術台に横になり、とうとう我慢できず顔を覆い泣き出した。
   眠らせるためのマスクをしようとするも嫌がったが、
   なんとか顔を覆う手を押さえてマスクを被せることができた。
   少しずつ力が抜けてすぐに眠ってしまった。
   私はここで退室した。

10:40 手術が終わったが、すでに完全に覚醒して泣いているので来てほしいとのこと。
   行ってみれば、手術室前のベッドの上で爆泣きしていた。
   抱っこしてあげてくださいと言われたので、抱っこしたまま病室へ。
   手についた点滴、お尻の大きな包帯、体に巻き付く色々なものにすべて怒っていて、病室に着いても喉が渇いた、お腹がすいたと怒り泣き散らしていた。
   全身麻酔をかけたため、術後3時間は飲食できない。
   私もベッドの上で抱っこしたままの状態。
   このまま3時間か、、、
   抱っこでうとうと眠る娘、時々体温と血圧を測りに来る看護師さん。
1215 1時間ほど経ってやっと気持ちも落ち着き始め、看護師さんが持ってきてくれた折り紙や塗り絵をする元気が出てきた。普段のおしゃべりも戻ってきて、ほっと安心した。
1330  絶食解除が昼食にギリギリ間に合ったとのことで、お昼ごはん。
   ハンバーグとごはんはもりもり食べ、そのあと買ってきたカップアイスも丸ごと食べる恐るべき回復量。さらに安心、たくましい娘に感心した。

その後も病室でアニメを見たりプレイルームに点滴を引きずって行ったりオセロゲームをしたりと、精力的に遊び、夕食前に疲れて眠ってしまった。
(その後また起きてごはんを食べ、夜遅くまでなかなか眠れなかった…)


と、ここまでで、手術の傷が痛いということは無く、座りにくいやら点滴が邪魔だというくらいだった。
痛み止めを点滴していたとはいえ、手術後痛みを訴えることなく、全く医学のすごさに驚くばかり。
順調に翌日退院となった。


長らくお読みくださりありがとうございます。
術後の経過、心境なども今後更新したいと思います。

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