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人の好き嫌いはチューニングかもしれないと思ったお話

一番チューニングしやすい相手は夫です(チューニング歴13年)

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人懐っこいタイプなので、そんなことないでしょうと言われるのですが
人の好き嫌いはちゃんとあります。
嫌い、とまでいかなくても、苦手な人ですかね。

苦手だなーって思う人って何が苦手なんだろうって思ってました。

はっきり言う人がだめとか、おっとりした人が苦手とかそういうんじゃなさそうなんですよね。
はっきり言うタイプでも好きな人もいるし、なんか嫌だな〜って感じる人もいる。
じゃあ、その違いってなんだろう?って。

で、この前本を読んでいてしっくりくる言葉があったんですよね。

「チューニング」

その本の中では、相手に合わせる的な意味で書いてありました。

私、心理学的なコミュニケーション術ってあんまり好きじゃないんですよ。
ミラーリングとかバックトラック(おうむ返し)とか。
あー、やってるなぁってのが見えると一気に冷めちゃう。

でも、そういう技的なことじゃなくて、相手の波長に合わせていくチューニング。

相手の様子や元気のありなしに合わせて、自分のキャラも合わせていく。

大きい波長は

相手が落ち込んでいるようなら、自分も静かに。
相手が弾むような様子なら、自分もちょっと嬉しそうに。

小さい波長に

これって、相手をちゃーんと見てないとできないことだと思うんです。
そして、これができる人ってとっても居心地がいいんですよね。

勿論、自分の基本のキャラクターはあるからそこまで変えるとかじゃなくて、相手の状態に合わせて柔軟にチューニングができる人。

多分、私はここに好き嫌いが出るんじゃないかと思うんです。

相手がチューニングに乗ってきてくれるとか
元々チューニングしやすい相手だとか
そういう人は、大抵好きな人です。

逆に、こっちばかりがチューニングしていて、全然こっちのペースを見てくれない人はちょっと苦手。

不思議なもので、自分勝手=チューニングしにくい相手とは限らないんですよね。
すごくマイペースだし振り回してくる人なのに、付き合っていて嫌じゃない人。
ここは、素のキャラクターが自分の好みに合ってるからなのかな?って思ってますが、今のところ結論は出ていませんw

で、チューニングの話に戻りますが

話を聞くのが上手な先生を見ていると、この辺りが本当に絶妙に上手くて尊敬します。

しかも、相手に合わせるだけじゃなくて、相手もちょっと自分の調子を変えてチューニングしてるのが見えるんですよね。

違う波長は

人と付き合っていく上では、相手も心地よくいられるように自分をチューニングする必要があります。
合わせてもらってばかりでは、いずれ人は離れていってしまう。

合わせていく

介護や障害の当事者さんで、家族との距離がある人とか、なかなか第三者との人間関係が広がらない人はこのチューニングがうまくいってない人が多いように思えます。

なので、先生と話を重ねていくうちにチューニングがうまくなっていけば、この人も人の輪の中でやっていけるかもしれない、と期待してます。

とまあ、長々と話してきましたが、好き嫌いはチューニングのしやすさなんじゃないかなって気づいたお話でした。

書いているうちに、じゃあ相手に合わせろってことか?自分のキャラはどこいった?って疑問も浮かびましたが、そういう極端なことじゃないような気がします。

音楽と一緒で、チューニングは必要だけど、出す音色は違っていいみたいな感じでしょうか。
音楽全然できないのであってるか分かりませんがw

せっかく好き嫌いはチューニングかも?という仮説ができたので、2022年はプライベートでも、仕事でも、チューニングを意識して過ごしてみようと思います。

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