気軽で身近な病院になるデザイン。患者さんの体験デザインから考える。
日本医療デザインセンターのオンラインサミット、セッション3のグラレコです。
今回のテーマは体験デザインをどう変えていくかのお話でした。
病院って基本的に嫌なことが多いですよね。
そもそも具合悪いし、お医者さんは怖いし、病院によって受付の流れが違ったり、違う割に分かりにくかったり。私も初診の病院はドキドキしっぱなしです。
そんなだから病院に行くのが苦手、行きたくないという人は結構いるのではないでしょうか。
医療側もそこはヒシヒシと感じていて、もっと気軽に来てほしい、相談してほしいと思っている。
それをどうやったら伝わるかな?相談できる相手と思ってもらえるかな?というのをデザインを通して考えていこうというチームです。
病院で嫌な思いをした体験を、病院に行って良かったと思える体験に変えていく。
これは医療そのものの仕事ではないかもしれませんが、医療にアクセスしてもらうための工夫としてはとても大切な仕事です。
雰囲気を良くして間口を広げ、安心して通っていただくことが健康をまもることにつながるわけですから。
それぞれの取り組みを中心にグラレコを書かせていただきました。
患者の体験デザインは○○をさせるといった強制的なものではなく、そっとそちらの方に促すような柔らかく暖かいものなのだと感じるお話が多く、少しでもそれが表現できていたら嬉しいです。
患者さんに気持ちよく自分の病院(施設)に通って欲しいと思っている方におすすめのセッションとなっています。
セッションの動画はこちらから
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?