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HCR(国際福祉機器展)の気になった製品報告会②


結構続きそうな予感

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SaiSaiフットメカニクス(マリアンヌ製靴)

装具をつけても履ける靴をいつも探してます。
横幅や踵部分をゆったりとさせないと装具を履いた足が入らないので、装具も履けるリハシューズを使うのですが、デザインがいいものってあんまりないのですよね。

同業に聞くと「Vステップ」「アルック」「あゆみ」の名前が上がりました。
一昨年発売された、あゆみメディカルはマットな質感と、シンプルなデザインが装具OKの靴の中ではかなり素敵だと思うのです。
知られてないからなのか、ほとんど見かけることはないのだけれど。
ぐぬぬ、悲しい。

装具によってはアディダスのスタンスミスのベルクロのタイプなら履ける。
オルトップとか、ゲイトソリューション見たいな足の部分が大きくならないやつ。

で、カタログではみたことあるけれど、実物はみたことがなかったSaiSaiフットメカニクスを見てきたよ。

ベルクロ、バックル留で装着は楽。
サンダルという形上、甲の高さも柔軟に対応。
ソールもしっかりしていて、歩くのに向いている。
装具使用に向いていそう。

ただ、横幅がそこまで広くない。
シューホンとかオルトップなら余裕で履けそうだけど、厚めに作ったシューホンとか両側支柱付きとなるとちょっと厳しそうな予感がする横幅。

ちょうどスタッフさんがいたので、使用想定の装具や、どこまでの幅の装具までなら使えるかなど聞きましたが…、「よくわかりません(^◇^;)」って言われちゃったよ〜〜〜〜〜ん!
装具が履ける靴って、マイナーですよねーーーーー
こういう時に実感しまぁぁぁぁす!!!!

靴を探す旅はまだまだ続きます。
多分一生続くと思うw

箸ぞうくん/箸ノ助+(有限会社ウィンド)


食事系の福祉用具といえば、グリップスポンジ!
そんなイメージですが、箸ぞうくんもいいよ。

箸ぞうくんは、手の巧緻性(細かいことを上手にこなすあれこれ)が低下しても使えるように工夫して作られたお箸。
お箸というか動きはピンセットに近い。
どこぞの先生は「この動きは箸の動きじゃない」って言ったらしいですが、そんなこと知るか。

厳密に手の機能として箸じゃないことより、今まで使っていた箸に近い見た目のもので、難しい思いをせずに自然に食べれることの方が大事な人だっているんじゃい。

というわけで、箸ぞうくんは推し食器の一つだったりします。
その箸ぞうくんにはラインナップがこれでもかとそろっていて、今回は箸ノ助+がお目見え。
グリップが小さくなっているので手の動きは箸ぞうくんより求められる感じで、より一般のお箸っぽくなってます。
やっぱり単色の食器は一般食器に近いよね〜。
何より食洗機で洗えるのが良いのですよ。

お箸の練習するのも良いけれど、毎度毎度の食事なんだから、苦労なく食べれる自助具を積極的に取り入れるってのもありだと思うんですよね。

ただ、自助具を使うくらいなら、一生スプーンで食べるのでいいって人もいるし
こぼしても時間がかかってもいいから、普通の箸で食べたいって人もいるし
どうしたいかは、その人次第ってことで。

【食事系といえばこれもよくみる】

*イラストの中でフセ企画となっておりますが、制作されているのは有限会社ウィンドさんでした。販売代理店さんをそのまま書いてしまっておりました私のミスです、ごめんなさい。

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