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HCR(国際福祉機器展)の気になった製品報告会③

新しい製品を見かけるとウキウキするよね

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かるがるスリング(竹虎)

スリングとは、リフトを使う時の吊り具。
大切なアイテムである一方で、「一手間かけて体の下に敷いたりするくらいなら今まで通り持ち上げる方がよっぽど楽だわ」と言われてリフト導入を阻むにくいやつ。

お手伝いと言いつつ、ほぼ持ち上げてる移乗を20年近くどの職場でも見てきたので、いつになったらリフトのある介護が定着するんだろうともはや薄目で見ています。
だってほら、見ちゃったら言いたくなるじゃん。
それ介助じゃなくて運搬ですよって。

で、リフトが普及しない理由の一つがスリング入れるのめんどくさい問題だと思っているので、敷きっぱなしでいいというのはとても魅力的。
今までのスリングだと生地が硬いから無理だけど、これは柔らかくてシーツのようなものなので敷きっぱなしでいいんだって。

敷く感じはOK
じゃあ、吊られる感じは?というと、生地が四角いからか吊られて体重がしっかりスリングに乗ったときに上半身がぎゅっと圧迫されるような感じがするな〜といった感じはするけれど不快感はない。私はあり!と思った製品でした。

在宅生活でリフトを使う人には敷き込み作業がなくなるから、便利でいいかも!

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Keeogo(Keeogo  Japan)

PTのみなさん、歩行補助ロボット的なあれ、実際どうですか?
私は某Hが出た時も、某車メーカーさんのが出た時も、他のあれやこれやを見た時も「うーーーーーん」って感じでした。

装着に時間はかかるわ、結局歩ける人対象にしてるわ、麻痺があると使えませんと言われるわ、対象動作は歩行だけとか、だったらいらなくない?と思ってたわけですよ。

それが今年「これは!!」という製品に出会えました。
詳しい性能は実際に体験してもらうのが一番ですが、私がビビッときた点を列挙していきましょう!

①着脱が短い
着脱時間もサービス時間なので、できるだけ短い方がいいに決まってる。
②使える人が多い
150cm移乗、足を一歩前に出せればOK。対象範囲の制限は少ない方がいいに決まってる。
③動きのバリエーションが広い
ジャンプ、しゃがみ、ランニングなんでもござれ。応用動作ありきなのでADL・QOLアプローチがはかどる。
④卒業も考えられてる
トレーニング→定着→なくてもOK、の道筋を考えたプログラムをトレーナーが提案してくれる。最高。

てな訳で、Keeogo、いいよ。
リハ病院で使うならこれ一択じゃない?ってくらい、いいなと思いました。
某車メーカーさんのトレッドミル含めた歩行訓練マシン(2400万)より、Keeogo推しです。

12月までは5500円の体験が無料で受けられます。
90分のボリュームのある体験を受けられるので、気になった人は申し込んでみるといいよ!

PTで、なにそれ気になる!って人はトレーナーも育成してるそうなのでやっぱり申し込んでみるといいよ!

ちなみに、外すときはこんな感じ。
あっという間

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