今年1年を映画で振り返る
今年の映画は物語を楽しもう
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今年は遠のいていた小説も、休止していたゲームも、みたいなーとだけ言っていた映画もとりあえず、全部味わってみようと思って行動した1年でした。
どうしてそうしたかというと、仕事に関係する本や情報ばかりを取り入れているんじゃ？と気がついたから。
人の回復というのは好きなテーマだし、仕事の役にも立つからと本にしろ映画にしろ次々と摂取していました。それらのコンテンツは確かに私の血肉となっている。
けれど私の心は満たされない…
勉強になったなぁ、読んで良かったなぁと思うけれど、私の心は暖まらない。
キャラクターに焦がれ、物語に没頭して、身悶えしたり、早く続きが読みたくて仕方なくなったりしない。
「勉強になりましたー！（キラキラ）」
なんか、そういうのにちょっと飽きちゃったんですよね。
というわけで、今年の映画はかなり自分の好きに見てました。
映画館に行ったものもあるけれど、ほとんどがレンタルやAmazonプライムです。
で、好き勝手見た結果…
ほんっと！楽しかった！！
まとまった休みの日は延々と映画を見たり、見ない日が続くこともある。アニメもドキュメンタリーも戦争ものもサスペンスも韓国もフランスもデンマークも関係ない。気が向いた時気が向いたものをみる。感想もわざわざ書かない。だってブログに書くために見ているわけじゃないもん。
色々見た１年でしたので、予想通りに面白かったり、予想外に面白かったり、振り返ってみたらあれ？やっぱりいい映画だったかもと思えるものを挙げていきたいと思います。
アメリカン・スナイパー
戦争ものでおすすめは？とざっくり聞かれたらこれを推してます。
2年に1回はみる映画。
ラストのやりきれなさに、人生の味わいを感じます。
13時間 ベンガジの秘密の兵士
アメリカン・スナイパーもいいけれど、もっと緊張感と絶望感のある映画を！という人にはこちら。
マッチョな男らしさ溢れる映画です。
1年に1回はみてる。
特捜部Q シリーズ
北欧のどんよりとした空気感と偏屈な刑事によるサスペンスが好きな人にはおすすめ。最初静かにはじまりすぎてどうしようかと思った。
テーマは宗教、移民など重いテーマを扱ってます。4作品ある中では、Pからのメッセージが一番好き。
あぶない刑事とかドッカンバッキュンが好きな人には勧められないw
The Witch
韓国映画。ノワール映画は韓国に限る、というくらい最近の韓国ノワールは良い。
ウィッチはスピード感があって「え？どうなっちゃうの？どうなっちゃうの？」ってところが好き。
続きがある感じなので、次作を首を長くして待ってます。早くしないと主人公が大人になっちゃう！
HELLO WORLD
「この物語は、ラスト1秒でひっくり返る」このあおり好きじゃないので、敬遠していました。
ひっくり返るかどうかは置いといて、期待せずにみたら思いの外良かったぞ！という映画。
高校生、図書館、という響きがキュンとくる人に。
映画大好きポンポさん
今年見に行った映画で2回見たのはこれだけです。てくらい好き、良かった。
クリエイターの魂を感じるってそれだけですごいご馳走です。オーディオコメンタリーも良かった。
弊害はこれを見た後ちょっとの期間、3時間の映画をたるいと思ってしまうことw
ラッカは静かに虐殺されている
シリア内戦のドキュメンタリー。
声高に薦める映画ではないけれど、戦争映画飽きたよな〜みたいなことを言っている人にそっと手渡したくなる映画。
パソコン触ってスマホで会話しているだけのシーンなのに緊張感を感じます。銃弾が飛び交うのが戦争とは限らない。
悪人伝
マブリーがマブイ。
猟奇殺人の犯人は、反抗動機がない（もしくは描かれない）ことが多いですが、やっぱりこれも描かれなくて理由が欲しい私はもーーー！ってなるけど
マブリーがいるからもはやどうでもいいってくらい、マブリーが悪くてかっこいい。
＊マブリー：マ・ドンソクの愛称。この悪人面で笑顔が可愛いとかもはや絵面の凶器
エターナルズ
シャン・チーでも感じたけど、白人・金髪がセンターを飾るという時代の終焉を感じる。
マーベルは特にこの辺りの人種ミックス感がうまいなーって思う。
アベンジャーズ以上の作品なんて作れるのか？という問いに十分に応えた1作。今回は序章として楽しむのが吉。
そしてここにもマブリー
ヒューマンドラマ系も見てはいる。
見ているのだけれど、去年と今年はびっくりするくらい心が動きにくくて、私は仕事に関わるようなエンタメは今は受け付けないんだろうなとおやすみしています。
心のままに、好きなものを、自分のためだけに楽しむことでちょっとずつ心が動くことのリハビリをしているような感じです。
仕事と趣味の混同と配分は気をつけたほうがいいな〜と思った去年
趣味は趣味として美味しく楽しむ方がいいな〜と思った今年
来年は、どんなふうにエンタメを楽しむのか今から楽しみです。
＊
ちなみに、こちらのnoteはアドベントカレンダー2021に参加しております♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？