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アトピーと温熱蕁麻疹

温熱蕁麻疹が出るようになったきっかけ

温熱蕁麻疹が出るようになったのは、24歳ごろ、1回目の脱ステロイドをした時からでした。
ちょっとでも汗をかくと、全身に蕁麻疹が出るようになってしまいました。ひどい時は、耳の中の皮膚にまで蕁麻疹が出て、耳が遠くてよく聞こえなくなるくらいでした。体の蕁麻疹は2,3時間で治まるものの、目の上に蕁麻疹が出ると、目が薄くしか開かないわ、腫れが2,3日引かない、なんてこともありました。

脱ステロイドの話はまた別に詳しく書きたいと思いますが、皮膚科のアトピー専門医の先生の勧めで始めました。その先生に蕁麻疹が出ると言うと、抗アレルギー剤を出されましたが、私は抗アレルギー剤を飲むと眠くてだるくなる体質な上に蕁麻疹が出なくなるわけではなかったので、薬は飲まずに、ただひたすら我慢してました。
夏は毎朝悲惨でした。通勤が大変で、通勤途中で蕁麻疹が出始めてしまうので、日傘をさして、保冷剤を手ぬぐいで首に巻いて出勤してました。出勤後は冷房で体を冷やしてからしばらくトイレに籠って、ガリガリ掻いていたのを覚えています。
なぜか蕁麻疹は1日1回しか出なくて、朝出たらその後は出ませんでした。

運動はもってのほかで、人前で汗をかくようなことは避けてました。唯一水泳だけはゆっくり泳げば大丈夫でした。
冬は冬でまた寒冷蕁麻疹が出て、大変でした。冬は出るときと出ない時があるのですが、中と外の寒暖差が激しいと蕁麻疹が出ます。
春先も苦手で、冷房を入れるほど暑くないけど、歩くと軽く汗をかくくらいの季節は逃げ場がなくて大変でした。

その後の経過

その後、少しだけ温熱蕁麻疹はよくなっていきましたが、変わらず夏は温熱蕁麻疹がなるべく出ないように生活してました。出産後、アトピーがひどくなった時にまたステロイドを使って、その後また脱ステロイドした時に温熱蕁麻疹が出やすくなってました。
出産後、子どもがアトピーだったこともあり、食事に気を付けるようになったら、温熱蕁麻疹も少しずつ良くなりました!

いまの状況

いつの間にかアラフィフになってしまいました。食事に気を付けるようになって16年くらいになります。
今はこんな食生活です👇
https://note.com/ryoko_atopy/n/n6783b1f335b9
蕁麻疹はほぼ出なくなりましたが、目の周りだけは今でも時々出ます。が、昔のように腫れが2,3日引かないようなことはなくなりました。
夏は今でも苦手ですが、暑い日でも外に出られるようになりました。今までは東南アジアとか絶対無理と思って行ったことがなかったのですが、暑い地域にも旅行に行ってみたいなと思えるようになったので、昔の自分を思い返すと、夢のようです。

ステロイドの副作用に、蕁麻疹が出るようになるという症状は見たことはないので、関連性は分かりませんが、私の場合は、蕁麻疹の発症のきっかけが脱ステロイドだったので、何かしらの相関関係はありそうに思います。
小さい頃からステロイドの塗り薬を塗っていたので、腎臓とか副腎とか??内臓が働かなくなってホルモンバランスが崩れていったのかな、なんて全くの素人考えで思ったりします。

蕁麻疹と食生活の関係もよく分からないけれども、食生活を改善したら蕁麻疹もよくなったのは、私の場合は確かです。

まだまだ医学的にも科学的にも分かってないことっていっぱいあるんじゃないかなと思う今日この頃です。

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