赤ちゃんと習慣化
昨日蒙古タンメン中本の黒い期間限定のラーメンを食べた。
辛すぎて唇が腫れた。大昔に買ったグロスの成分にも「カプサイシンで唇プルプル」という謎の文言が書いてあったのだけれど、そういうことか。効果テキメン。
そんなことはどうでもよくて。
何の変哲もない2月の終わり、わたしにとってはすごく大きな日だった。
一緒に1ヶ月住んでいた兄家族が帰ってしまったこと。
赤ちゃんはかわいい。でもそこまで自分の人生を大きく変えるみたいなことはなかった。価値観も変わることはなかったし。
だけど彼女は違かった、癒やしのオーラが写真から伝わってはいたんだけれど実物の威力は半端ない。イチゴ味はイチゴくらい違うと格言を言ったKREVAのような。リアリティはリアルでないのだ。これもKREVAが言ってた。
ここらあたりが私の伝わらない語彙力なんだけれど、とにかく見ているだけでニコニコしちゃうし、何よりもがに股で歩くことが減った。(女子力の向上と捉えてほしい。)
一番すごいと思ったのは、定時に帰れるようになったこと。いや、帰りたいと思ったこと。
2018年4月に会社に入って、今の会社は1年間インターンをやっていたので実質約2年間所属していて、定時に帰れたのはおそらく一桁。「やりがい詐欺」と度々わたしは嘆いていたのだけれど、それくらい忙しい。忙殺される日々だった。でも嫌いじゃないからやりがい詐欺。すごい賛否ありそうなネーミング。
そんな仕事に没頭する毎日だったんだけれど、嫌だったらやめたら良いし(定時で帰ったら良いし、帰っても怒る変な上司は一人もいない)でも嫌いじゃないから切りの良いところまで仕事を終わらせていた。
のだけれど、この1ヶ月は本当に本当に本当に定時で帰りたかった。急いで帰ったら赤ちゃんが見れるから。見れなくても寝ている姿をこっそり見るだけでよし明日は間に合うように帰るぞ!とか思えていた。
ぬるい新入社員、そろそろマンネリというか、普通の社会人になってしまって会社に行くのがなんの違和感も無ければ、責任感も最低限度で良いかなとかへっぽこ向上心低迷期だったんだけれど、ありがたすぎる1ヶ月だった。
本題に書いたことはわたしが最も苦手とすること。日記もブログも続かない。会社のルールもなかなか守れない。スケジュール入れておいてと言われているのに入れるの忘れちゃう。
赤ちゃんがいると習慣化されることが増えると思う。決まった時間にお風呂に入って19時過ぎにはだんだん寝る体制になるから照明も暗めになる。朝はお寝坊さんの赤ちゃんって稀だと思うので、この時間もだいたいおんなじ。
もちろん夜泣きとか途中のお食事タイムの苦労をわたしは知らないで書いているんだけれど、わたしにとっては規則正しい生活に矯正プログラムを組んでもらったような感じ。嫌な感じもまったくないし、むしろ朝から赤ちゃんを察してスパッと起きれる自分の新たな特技もゲットした。
自分にとって1月2月は頑張りどころだと思っていたんだけれど、ポジティブな気持ちで日々を過ごせていたのは、紛れもなく兄家族のおかげだったなと思う。本当に高コンテクストな家庭なもので、みんなあんまり口に出さないけれど。少しずつ力をあわせて楽しい時間になりますようにと尽力していたと思う。一緒に住んでる兄とも自然と会話は増えた。無意識レベルですごく幸せの水準は上がっていたんだと思う。
赤ちゃんを急に作るのは無理だけれど、「習慣化せねばならない」みたいな状態を自分でコントロールできればもっともっとわたしは成長できるんじゃないかと思った。そう、せねばならない状況じゃないとやらない厄介な子どもよ。それが難しいんじゃないですかね。だからこそ尊い経験をさせてもらったなあ。また来てほしいなあ。
兄のマネッコで、このnoteもはじめたわけだから、習慣にできるようにがんばろうっと~。
ありがとうございます!!グッズたくさんつくります!