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【2021東京秋の陣】ベスト16激突!

【10月23日(土)】
《都営駒沢》
10:00 二松學舍大附VS安田学園
初戦二松學舎は攻撃が中盤もたつき、エース布施投入は想定外だったのでは…次戦では初回から得点を重ね5回コールドで早大学院を下す。安田学園は初戦を大勝し、2回戦では監督が元プロ野球選手と元甲子園出場経験を持つ監督がタッグで注目される郁文館戦を2点ビハインドの9回に4点を挙げ逆転で勝利し、勢いに乗る。二松學舍は布施が計算できる投手だけに、ポイントは安田学園投手陣が二松學舍打線を抑えられるか。二松學舍が投打に上回るとみる。
12:30 城東VS関東一
城東は初戦、先行される苦しい展開を延長に持ち込みサヨナラ勝利、次戦はシード東亜学園を破った東京に対し、先行し逃げ切る。関東一は初戦を継投で2-0と辛勝、続く注目の早実戦は成井が完封。2試合を終え両校ともに総得点が8点とやや打線が湿りがちだが、足攻を絡め点の取り方を知り尽くす関東一が有利とみる。城東は投手陣が踏ん張り、チャンスを確実にモノにできるかどうか。
《スリーボンドスタジアム八王子》
10:00 明大中野八王子VS狛江
明大中野八王子は2戦とも活発した打線が相手を圧倒、7回コールド勝ちした豊南戦は渡辺が無失点に抑える。逆に狛江は初戦をサヨナラ、次戦は延長でと2戦とも競り合いを制する。打線が振れているうえに投手陣に安定感がある明大中野八王子に分があるが、狛江は2戦連続完投した山崎の出来がカギ。
12:30 修徳VS佼成学園
好ゲームが期待される。打力が看板の修徳は先制されてもすぐさま逆転、その後突き放した初戦に次戦は継投での完封勝ちと投打のバランスが良い勝ち上がり。佼成学園は激戦が予想されたブロックを初戦は7回コールドで勝ち、次戦はシード校駒大高との競り合いを制して勝ち上がってきた。打力はほぼ互角だけに投手力が明暗をわけそう。修徳が上回るか。

【10月24日(日)】
《都営駒沢》
10:00 小山台VS帝京
注目カード。新生帝京が昨秋コールド負けの雪辱なるか、シード校小山台が返り撃つか。金田新監督の帝京は初戦を7回コールドで発進、次戦は片倉を下して勝ち上がった駒場学園を高橋が被安打2と完封。投打に安定した戦いを見せた。小山台は難敵立正大立正を寄せ付けず、続く東大和南にコールド勝ちと無難に勝ち上がり、決戦の舞台が整った。高橋と松川の投げ合いが予想される中、経験豊かな小山台福島監督の手腕が発揮され、小山台が抜け出す。
12:30 國學院久我山VS日野台
國學院久我山は初戦の日体大荏原を7回コールドで下し、次戦の共栄学園では先制され、逆転後も粘られたが最後は突き放した。日野台は初戦を林が完封し、次戦上野学園戦では打線が15安打を浴びせ快勝。高い攻撃力を誇る國學院久我山が総合力でも一枚上だが、日野台エース林がどのように工夫したピッチングを見せることができるか。
《スリーボンドスタジアム八王子》
10:00 日大三VS八王子
東海大菅生への挑戦を賭けた戦い。日大三は2戦連続コールド勝ちも初戦は打線がやや消化不良、次戦も序盤はモタモタ、終盤になって決着をつけた。八王子は創価との初戦を激しい打ち合いで制し、続く2回戦も国士舘相手に熱戦を繰り広げた。打ち合いなら互角、八王子の投手力に不安が感じる分、日大三が若干有利と思えるが、打線がもたつくようだと…
12:30 堀越VS東海大菅生
堀越は西東京の都立の雄、東大和との接戦を延長でうっちゃり、続く八王子実践との競り合いは逃げ切った。東海大菅生は初戦を7回コールド、次戦を5回コールドと順当に勝ち上がったが、優勝候補“らしさ”が見えにくい内容だった。堀越は継投がカギを握るが、近年東京での東海大菅生の実力は頭一つ抜けている。

(可里 了)

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