見出し画像

AFCアジアカップ、日本代表メンバー選考の疑問

現在、AFCアジアカップで紆余曲折の闘いを繰り広げるサッカー日本代表。
ここからはベスト4、優勝をかける闘いが始まり日本チームとしても正念場となる。

しかし、、、
対イラクでの敗戦後、停滞感のあったチームの潤滑油として攻守に存在感を放った旗手が怪我により離脱。

優勝候補筆頭は当然ながら日本と考えていた私は
この離脱により、嫌な予感がする。
ボランチ、あるいは攻撃時にインサイドハーフとして久保、南野の側となるCMFの層が気になるからだ。

CMF4名の不安

「遠藤、守田、旗手、佐野、、、、」
日本代表招集メンバーの発表を受けて、直ぐに気になったのは代表経験が浅い佐野を含め、CMFは4名であったこと。大一番で佐野を抜擢することは考えにくく、決勝Tのタイトなスケジュールを踏まえると、遠藤、守田を酷使する未来を想像したからだ。

東京五輪でもタイトなスケジュールの中、遠藤を起用し続け、パフォーマンスは目に見えて落ちていた。準決勝からは劣勢の展開が増え、コンディションはかなり厳しいものであっただろう。

旗手の離脱を考えると、残り3試合は遠藤、守田の先発起用が予想され、試合展開によっては全てフル出場も有り得る。しかし累積等のリスクを考慮すると、招集段階でのチョイスはこれで良かったのか。。決勝Tで劣勢の試合展開の中で、累積を考えながらプレーする程の余裕はないだろう。

ここに国際経験豊富な田中or鎌田の招集があればオプションも増え、総力戦の厚みが増したのではないか。FWの招集を3名として、中盤の枚数を増やした方が良いのではと考える。

勿論、層は厚くともどのように活かすかは森保監督の手腕次第だが。。

FWの招集4名は妥当??

今回招集されているのは
「上田、前田、浅野、細谷」の4名。
カタールW杯で招集されたFWは
「上田、前田、浅野、町野」の4名。

2大会を通して言えることは、序列の4番手となる選手(アジアカップ→細谷、W杯→町野)はは ほとんどプレータイムが与えられていないということ。また代表経験の浅さを考えると、大一番での起用が見込めず、FWを4番手まで招集することは妥当なのか疑問なのだ。

日本代表はこれまでストライカーの人材不足が課題である。上田は今大会、目に見える結果を残しており、日本の救世主として名乗りを上げているものの、前田、浅野、細谷はやはり物足りなさが残る。これは大会前からある程度予想でき、上田を除く3選手をまとめて招集する必要があったのか。選手の特性も踏まえて、私は疑問である。

ここまで私の主観的意見を述べてきたが、W杯では強豪国を破り、史上最強の日本代表を作り上げる森保監督をリスペクトしているのは間違いなく、一サッカーファンとして、アジアカップでは是非優勝してもらいたい。
「頑張れサムライブルー!!」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?