淡々と「いま」に向き合い続けることこそが、徳のある生き様。

今日から少しずつ「論語」を学び始めました。おそらく中高校時代の国語で習ったはずですが、自主的に学ぼうと思ったのは、これが初めてです。

というのも、

大学卒業前から人生のバイブルは稲盛和夫さんの「生き方」だったんですが、稲盛さんが自身の教え子たちに渋沢栄一さんの書籍を読むように伝えていたと聞いて、俄然「論語と算盤」が沁みてくる。

そして、その源泉に流れる「論語」自体にも興味が出てきた。←イマココ

というように、自分の人生のバイブルから派生して、その始まりである「論語」に対する興味が増してきています。


・稲盛和夫の「生き方
・渋沢栄一の「論語と算盤
・孔子の「論語


この3冊に共通するテーマは、『道徳心(利他の心)を持って「徳高き人物」を目指しましょう』というものです。

つまり、極論を言えば、彼らは【人生の意義とは徳を積むことにある】と主張していて、各著書ではそのための振る舞い方や経営論を語っているに過ぎないのかなと。


正直、稲盛さんの著書を読んでいるときには、「徳を積むのか〜・・・」となんとなくしか理解していませんでしたが、渋沢栄一や孔子の思想に触れることでその解像度がグングンと上がってきている気がします。そして、徳のある人生にするために、自分がやるべきことも見えてきた気分です。

その答えのひとつが、淡々といまに向き合い続けること

文字にするとなんてことない言葉に感じますが、この意味を理解して実践できている人はかなり少数なんじゃないかなと思います。(自分の胸に手を当てて考えてみたときに、どんな瞬間も淡々といまに向き合い続けてると断言できますか?僕はできません)


いつどんなときでも「いま」にフォーカスしながら淡々とやるべきことに向き合い続けている人は、きっとその生き様こそが『徳のある』と言える。

解釈はいろいろあるかもしれませんが、僕自身はそう感じています。


❇︎


最後に話が脱線しますが、今日ある後輩が「自分に自信が持てない(自己確信力が弱い)」という悩みを語っていました。

その話を聞きながら「自己確信の低い人はどうすれば生きやすくなるんだろう…」と考えていたんですが、もしかすると、その解決策のひとつは『淡々といまに向き合い続ける(徳を積む)』にフォーカスすることなのかもしれないなと。

まだ完全に腑に落ちるところまで思考できてないですが、そんなことを感じる夜でした。


(ちなみに、僕はストレングスファインダーで「自己確信」の資質が3位です)


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というわけで、今日の記事は以上です。
最近の本選びの基準が「歴史」「お金」「古典(哲学)」に絞られてきている気がします。明日は「歴史×お金」に関する書籍の書評をアップするのでお楽しみに!

では、またあした〜!

▶︎ 合わせて読んでほしい記事 ◀︎
≫ 人生は「徳を積むこと」に取り組むだけでいい。
≫ 人生に必要なものは、そう多くはない。
≫ 人生は、長い目で、今この時を生きることだよ。


今日は2,400字ほどの記事を更新してます。
孔子の教え『論語』をわかりやすく漫画で学べる書籍の書評を書きました。


おまけ:10月26日の日記

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理系だった僕には、正直「古典」と呼ばれる書籍に対するアレルギーのような感覚がありました。

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