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"高尚な"趣味の話

今日も今日とて徒然なる日記と趣味のお話。


先日美術館に行ってきました。

東京、六本木は国立新美術館で開催されている企画展へ。

小説やドラマなどフィクションの世界でデートの行先を美術館にするような場面があった際には、「今日日そんな奴いないだろ笑」と思っていましたがまさか自分が恋人と美術館に行く日が来ようとは。

それぐらい知識も興味も無い自分でも充分に楽しめました。

個人的にはオピーの風景画が一番好きだったな。

グッズとして売られてた"神様が太陽を作ったシーンの絵"(タイトルも作者も忘れた)を模したパンツがめちゃくちゃ欲しくて悩んだ。
素っ裸の神様が描かれてるパンツなんだけど、神様のお尻がパンツの正面に描かれてるから、正面に神様のお尻、後ろには自分のお尻があるという最高なデザインなんだよね(???)

音声ガイド・グッズ|テート美術館展


そしてこの週末は舞台『ロミオとジュリエット』を観劇しに有楽町へ。

恥ずかしながら名前こそ知っていてもその内容は知らなかったので新鮮な気持ちで観劇。

自分好みの悲劇でした。
少し詩的なセリフ回しは理解に時間がかかるところもありましたがその世界観に浸れた大満足の3時間でした。


こんな風に「美術館に行く」だの「舞台を観に行く」だのという話を会社の上司とかに話すと、
「いい趣味だね」「高尚な趣味だね」
と褒められる(イジられる?)ので会社で趣味の話をするときはこの辺の外面だけの話をします。


そう、これは全て外面だけの話。

美術館に行ったキッカケは音声ガイドを聞きたかったから。

舞台を観に行ったキッカケは推しが主演だったから。

高尚な趣味 の中を見れば全て推し活というやつです。


別に恥ずかしいとか知られたくないとかではないんですが、たぶん上司が知らないであろう好きな俳優の話をして微妙な空気になるのが面倒という気持ちがあります。


この話を行きつけの美容師さんに話したところ、外面だけで話した時に本当に詳しい人(今回の例でいくと絵画や舞台に詳しい人)に出会った場合大変ではないか?と言われました。

確かに。自分よりも詳しい"文化人"に餌を与えて話し出されてしまうことを想像するとそれも恐ろしいですね。
研究発表時の「素人質問で恐縮ですが」に通ずるものを感じます。
//自分は研究発表するような学科じゃなかったのでその恐怖は体験したことはありませんが。


しかしながら自分が"高尚な趣味"を有していることは会社の上司たちには複数回話しているので今更引き下がるわけにも…。
新しく"低俗な趣味"を見つけようかしら。


低俗な趣味ってなんだ?


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