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スポーツバーを開きタイ🇹🇭

AM7:42、
タイはバンコクにあるAsia Hotel、
5Fにあるジム×屋外プールという何ともたまらん所から文章を書いています。
本日は僕がスポーツバーを作りたいと思ったきっかけと、初めて主催したイベント、そして今想うことを書きました。
ぜひ読んでいってくださいな。

みんなの部室欲しいな

僕の先輩に京都で古着屋やってる行けてる先輩が居るんすよ。
大学3年で京都の蛸薬師に古着屋開店して、4年で経営を軌道に乗せ、社会人一年目で本業と並行しながらに店舗目を経営。彼女はじめ仲間からの人望も熱く、今は3店舗と古着カフェの開店を虎視眈々と狙う、、、
ってな感じの超イケてる先輩。彼の人柄や考え方、人とのコミュニケーションは本当に上手で見習うことばかりでマジで尊敬している人。

けどこの先輩の1番かっこいいところは
「好きな古着」で自分の箱を持っていること。
2店舗目のオープン記念にお店にお邪魔した時に、昔からのお客さんや自分の友達も来ている(みんな古着好き)、場所がその人の店舗で中心には好きな古着。みんなが1つのことをきっかけに集まれる場所。
「何これ、羨ましすぎんだろ、おれも欲しい。おれもみんなにここ来て好きなもの楽しみたい。好きなやつがいつでもフラッと来れる居場所作りたい。部室みたいな。小さな日々のきっかけになってほしい」
という鬼エゴな発想が生まれたのが2023年の年末でした。

おれの好き?サッカーしかなくね?スポーツっしょ。
という安直な流れで「とりまやる!!!」と決めました笑
(考えていることは死ぬほどありますが長くなるので、、、笑)

3/3 マンチェスターダービー

とりまどうやったら自分でハコ持てるやろうか?
飲食店開業!とかいきなりハードル高すぎん?
おれW杯の方もやりたいんやけど。。。
などと、とにかくやらない言い訳死ぬほど生まれるんですけど、
僕の尊敬する方々が口を揃えていう言葉、
「とにかく最初は小さく始めろ。やめるな、続けろ。2年もやればお前しかやってないから」

この言葉を半ば盲目的に信じています今。
とりまサッカー好きなやつ集めてみんなで見るか、ってことで、プレミアの日程見たところちょうど良い日程に、ユナイテッドvsシティの最高なカードあるじゃん。と。

自分にとって、こんな門出になるようなイベントが、昨年現地で見たあのマンチェスターダービーじゃん、と勝手に胸熱な運命を感じる。

23/24シーズン 第10節


決まればそこからは早い。

片っ端からサッカー好きな友達や後輩に連絡しまくる。全部で3〜40人くらいにメッセージして、結果15人くらい都合が合う。
そこから場所の候補いくつか出す。デカいスクリーンもしくはテレビがあって、みんなが集まりやすい駅近。

呼んだ人のコミュニティバラバラやし、楽しませられるかな?みんな楽しんでくれるかな?ちゃんとテレビ繋がるかな?塩試合の0-0になるとキツイな。とかとか、

胃が痛い想いを感じつつ当日を迎えました。

マンチェスター会の結果×可能性

結果、4人ドタキャンの11人参加、テレビは前半上手く繋げられない、という好調とは言えないスタートでした。

良い点も反省点も山ほどありますが、今回気付いた1番重要な本質だけ述べます。

「来る人の質で全て決まる」です。

マリオカート(地元の友達の実家感)

こんな再現性もクソもないことかいっ!て感じですが、ほんまにこれです。
実際自分が主催する側になってみると、
試合内容もカードも選手もプレーの質も、出すごはんや飲み物ももちろん影響を与えるが、そこが芯ではない。
本質はその場の雰囲気。「今日おもろかったわー!」「またやろうでこれ」といったありふれた言葉に集約される、言語化し辛いところにみんなの満足度の鍵がありました。

夜ご飯食べていない一人暮らし組で食べた水炊き。試合前にマリオカートで中学生みたいに盛り上がる。彼女との旅行帰りでお菓子とお酒持参してくれる。まさかの共通の友達がいて盛り上がるやつら。前半テレビがつかず焦り散らかした挙句ガチ凹みしているおれを見て爆笑する友達。そんなおれをナチュラルにいじって笑いを起こすその場で最年少の後輩。試合つけばみんなで試合内容や選手にイチャもんつけながら見る。「デ・ブライネその髪型似合ってなくね?笑」的な関係ないところまで。
からの試合後に負けたユナサポのおれをいじりまくるみんな。

試合後、午前2時半から始まる謎ゲーム「名探偵コナン犯人当てゲーム」

サッカーはフックでありきっかけ。
みんなが喜んでくれるのは、そこに良い人が集まって楽しい時間が流れるから。
そこにサッカーが彩りというかスパイスを加える。

まさに自分の思い描いた、先輩の古着屋見て感じた、
自分と好きなものが同じ人が集まる場、がそこにはありました。

早朝の1人反省会

目指す世界

2026年のW杯。
これに組織×個人で関わり、日本のサッカー好きにきっかけを与える。
今の僕の短期的な目標です。

その個人軸がようやく動き始めました。

まずは自分の好き×時間を費やしているサッカー分野から始め、徐々にその輪をスポーツ、そしてその外へ広げられればと思っています。
また、縮小していく日本社会だけでなく、海外でも仕事がしたい、より多くの人たちにきっかけ与えたい。とぼんやりいつかは海外にもそんな居場所を作りたいと思っていました。

マンチェスター会をやって、そして今タイに居て、その可能性を信じられる、信じたい自分に出会えています。

喜一郎の法事

今は、タイのバンコクからパタヤに向かうバスの中で執筆しています。
実は今日、数年前に亡くなったじいちゃん(喜一郎)の法事でした。

おかんが言うには、生前、
「あいつはおもろなるぞ」って僕のことを言ってたらしいです。
法事にも出ず、タイに来ているぼくを喜一郎はどう思ってるやろうか。
小さい時からじいちゃんのハゲ頭をアブラゼミみたいとイジったり、志村けんのバカ殿様に憧れじいちゃん家の和室の障子に穴を開けまくったり、あまり褒められた孫ではなかったです。

バンコクPATスタジアム試合後

運動会とか卒業式見に来てくれたり、一緒にお風呂屋さん行ったり、美味い焼肉連れて行ってくれたり、孫には色々やってくれるし、
必ず盆と正月には、孫含め親戚たちを迎え入れ、BBQとかすき焼きとか、夏やと簡易プールとか、

ブツブツとばあちゃんとかに文句は言いつつも寡黙に準備して、美味しいもの食べる時はなぜか目を閉じて食べる、そして娘のおかんやおば、僕ら孫たちのやかましい様子を端っこの決まった席から見守ってくれていました。

僕ら孫や家族のために居場所を創ってくれていたなと今になって想います。


そんなじいちゃんや家族始め、天くん含めArxcsのアンバサダーやセレクションのメンバーなど、自分に関わる全ての人に助けられ、今回イベント開催まで至りました。


じいちゃんみたいな寡黙な昭和の男にはなれないけど、おれらしい形でみんなに愛される、ふらっと来たくなる、そんな居場所を、ハコを、作りたいなと思います。

会社×自分の、大谷翔平超える二刀流かませるよう精進します。

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