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コロナでも、上手く行ってる飲食店の考え方

実は今、このコロナの状況下で、上手く行ってる飲食店があるんです。

言うまでもなく今は、私の地元埼玉県越谷市でも、飲食店を始め、カラオケ、パチンコなどの娯楽施設や、居酒屋やキャバクラなどの夜のお店、ショッピングモールなどの小売店がピンチです。
戦後最大の危機と言っても良いでしょう。(戦後を語れるほど歳はとってませんがw)

▶でもこれ、コロナのせいだけじゃなくない?

しかし、果たしてこれは「コロナだけのせい」なのでしょうか?

結論から言えば、すでにデリバリーやテイクアウト、ネット通販などのサービスをしている飲食店については、コロナ以前よりも売上が上がっているところも沢山あるんです。

要するに今この時代は、

『経営者として、様々なリスクを想定して、今まで色んなことにチャレンジしてきたのか?』

ということが問われていると思うのです。

私は今でこそ、中小企業さんのホームページのコンサルタントをしていますが、前職はグラフィックデザイナーをしており、チラシやパンフレットと言った印刷物のデザインから、店舗の看板、そしてホームページなど、様々なデザインを手掛けてきました。

しかし、

「デザインだけしてても、クライアントさんの売上は上がらないし、もっと本質的なところで貢献したい!」

という想いから、マーケティング、SEO対策、インターネット広告、コピーライティングなどを日々寝る間も惜しんで勉強してきたからこそ、今があるんです。

おそらく、未だにデザインだけやってたら、今頃仕事が減って

「コロナのせいで、、」

と文句を言っていたことでしょう。

しかし、未然にリスクヘッジ(リスク分散)をしたことで、この戦後最大の危機を乗り越えていると断言できます。

でも実はこれ、私だけの話ではなくて、今ピンチに陥っている経営者さん全員に言えることなのです。

「事業が1つ成功して、安心してませんでしたか?」と。

▶1つのことを突き詰めるのは、ギャンブル性が高い。

たしかに「一つのことを突き詰めていけば成功できる!」と言う人もいます。
私もそれは一理あると思います。

もし私が今まで、デザインだけを突き詰めていたら、もしかしたら今頃は著名なグラフィックデザイナーになっていたかもしれません。

もし私が今まで、インターネットのSEO対策だけを突き詰めていたら、今頃はSEO対策の巨匠として書籍の出版でもしていたかもしれません。

しかし私は、こういう「美味しそうな未来」が少し見えていながらも、あえていろいろなことを勉強して、チャレンジしてきたのです。

言ってみれば、

近くの大金や名誉を捨ててまでリスクヘッジしてきた

のです。

逆に言えば「一つのことを突き詰めている」のは、ギャンブル性が高いと言えるのです。

▶今成功してる飲食店は、たまたま成功したわけではない。

実は今この状況下で成功している飲食店の中には、このようにしっかり準備してきて、成功するべくして成功してるお店が沢山あるんです。

普段からお客さんが沢山入っていて、テイクアウトなんてやる必要がなかったのに、あえて新たなことにチャレンジしてきたお店が今成功している、という事実です。

普段からネット通販を細々とやってきたけど、ココへ来て需要が爆発してる、という事実です。

これは、まさにリスクヘッジを考えた経営者の判断だと、とても関心しますよね。

今、たまたま成功しているわけではなくて、

普段からリスクヘッジを考えて事業を展開することで、ピンチの時もリスクを最小限に抑えることができる

わけです。

▶別に、テイクアウトやデリバリーをやれ!と言ってるわけじゃありません。

しかし私は

「今までリスクヘッジしてなかったのが悪い!」

と言いたいわけじゃないんです。

「飲食店は絶対テイクアウトとデリバリーをやったほうがいいですよ」

という単純なことを言ってるわけではありません。

普通に考えて、単純にテイクアウトを始めたところで、どれだけ利益になるのか?怪しいものですから。

しかし今回のコロナのような出来事があることで、嫌でも考え方を変えなくてはいけません。

そう、

コロナはきっかけに過ぎない

のです。

未来を確実に当てることなんて誰にもできませんから、長い人生の中で、こういったインパクトの強い出来事があることで、それがきっかけとなり、今後に活かされるのです。

なのでこれを機に、多くの経営者は、リスクヘッジ(リスク分散)を自然と考えるようになると思います。

今回のコロナをきっかけに『リスクヘッジをすること』の重要性を学んだ経営者さんは、今後さらに強くなって、どんな危機が訪れても耐えられる会社を経営していくと信じてます。

私も、

『いろいろな事業に挑戦する経営者の手助けになれば』

と思って、これからも仕事をしていきます。

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