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その日こぼした片鱗をコツコツと

今日は出かけた。
目的地の最寄りの駅ではなく,1つ手前の駅で降りてみた。そこから歩いて目的地に向かう。このことは前々から決めていたわけではなく,とっさに思いついた。

以前自転車では通ったことのある道だったけど,歩いてみるとやはり見えてくるものが違う。家の隙間にたたずむカフェやスポーツジム,電柱に居座るカラスなど。なんだか分からないけど窮屈な感じがした。一つ一つの家は区切られていて,個人空間の連続。気が休まるような風景では少なくとも無かったと思う。だからこそ北欧などの海外に訪れてその違いを肌で感じてみたい。

昼食をとるために店を探しながら歩いた。一見良さそうに見えるところがいくつかあったが,本能がここじゃないと言ったので止めた。目的地の最寄り周辺まで歩いてきた。イイ感じに足に疲労が溜まっていた。なお店を探す。もう探すのがめんどくさくなり,駅周辺の適当な定食屋さんに入った。セルフレジだった。セルフレジで先に注文をするスタイルであり,画面上に表示されるメニューをしばし見た。イマイチぴんとこなかった。すぐに店を出た。

少し歩くとランチやってますという看板が掲げられた焼き鳥屋さんを見つけた。視線をやったときちょうど人が出てきた。なんとなくここだなと感じ取った。店先でメニューを少し見たのち迷いなく入った。恐らくメニューを見る前にはすでに入ることを決断していた。入ってすぐ自分のチョイスに感銘を受けた。店自体は大きくなかったが,雰囲気がある。こればっかりは言葉に表せない。14時でランチが終了らしかったが入店したのが13:50だったのでギリギリセーフ。何か運命的なモノを感じた。

焼き鳥を焼いている鉄板の目の前のカウンター席に案内された。真ん中だった。左には昼からハイボールを飲みつつ焼き鳥を味わうお兄さん,右にはイイ感じに年を取ってる40代くらいの落ち着いたお兄さんがいた。特に気にはならなかった。店員さんは元気がすごくあった。もも肉塩焼き定食を頼んだ。待ち時間はスマホをなるべく触らず,お肉が焼かれているのとドリンクバーの修理をしている業者のお兄さんの事を観察していた。少しスマホを触ってしまった。少しなので良しとする。料理が来た。定食というので,主食・ごはん・汁物の3点が来ると予想していたが,主食・ごはん・つみれ汁・柴漬け・少量サラダ・少量ポテトサラダ・山芋のなんかよく分からんヤツと随分と豪勢な料理が運ばれて驚いた。もも肉は柚子胡椒とレモンをお供に頂いた。とても美味しかった。歩いたかいがあった。食べ終わり目的地へと向かう。。

ちなみにバナー画像は黄色のすみれ。
花言葉は「田園の幸福・つつましい喜び」

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