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メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

今回はこちらの書籍からの学びと思考をまとめていく。

適度なストレスは良い刺激になり、短期間感じるのは悪いことではありません。何かやらないといけないといけない時に身が引きしまるし、慎重にもなれます。しかし長く続くストレスや強過ぎるストレスは、特に、感情面で問題を引き起こしてしまいます。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→ストレスは悪者ではないが、度合いと期間が重要。

身体の中で起きている反応は同じですが、ストレスが現実の「危険」によって引き起こされる一方で、不安は「危険かもしれない」と考えた時にー実際には危険でなくてもーわき起こります。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→不安は起こるとは限らない。断ち切れ。時間を割くな。

しかし強い不安を感じるのは非常につらいことです。最悪の場合、不安に人生を乗っ取られてしまうこともあります。ですが多くの場合、不安を客観的に見るようにすると楽になり、不安にもまともな説明があることに気づきます。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→不安を言語化し打ち勝つことを習慣にする。

不安は自然な防御メカニズムで、人類の歴史を通じて私たちを危険から守ってきました。ですから不安を感じるということは人間として正常に機能している証拠でもあるのです。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→不安はメカニズム。と捉える。

不安が近づいてくると感じたら、いったん手を止めて、長い深呼吸を何度かしてみましょう。吸う息よりも吐く息を長くしてください。目安としては4秒かけて吸い、6秒かけて吐く。普段の呼吸よりかなり遅いので、あらかじめスピード感をつかんでおきましょう。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→不安を感じるたびに実践する。

自分の気持ちを言葉にし、説明するというのも良い方法です。出来る限り正確に自分の感情を表現してみましょう。上達すると自分の中で起きていることを少し距離をおいて、つまり客観的に見られるようになり、感情に引きずられにくくなります。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→感情を言語化し客観視する。感情に負けるな。

しかし、記憶というのはむしろウィキペディアに似ていて、常にアップデートされ変化しています。私たちの記憶というのは取り出すごとに不安定な状態になり、形づくられています。そのため、考えるたびに記憶が少しずつ変化していきます。脳はあなたを生きのびさせるために記憶を使うのであって、過去を正確に再現することが目的ではありません。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→記憶と現実は違う。冷静に現実と向き合う。

うつの反対語は「喜び」ではなく、「バイタリティー(生きる活力)」だと言われます。うつになるとまさに失われるものがバイタリティーだからです。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→バイタリティーを高め続ける。

運動は身体を強くするだけでなく、脳をストレスから守る力も強めてくれます。それだけではうつが治らない場合もありますが、状況が少しはましになることがほとんどです。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→運動、筋トレを続ける。

ですから……今現在メンタルの調子が良く、今後も良いままでいたいなら、運動すると良いでしょう。
今はメンタルが良くないけれど良くなりたいと思っている場合も運動すると良いでしょう。つまり、運動をしない理由はないのです。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→運動しない理由はない。メンタルにとって。

脳の1番大事な仕事は私たちを生きのびさせることです。そのために感情をつくります。しかし脳は現代とはまったく違う、常に命の危険があった世界で役目を果たすために進化してきました。脳が私たちにわかせる感情は必ずしも現代に適していません。

メンタル脳/アンデシュ・ハンセン

→脳の仕事を知り、過去とのギャップを知る。そこと向き合うことが現代で強く生きるためには求められる。

以上だ。
読みやすく、詳しくメンタルについて知識を深められる一冊。
ぜひ手に取ってみてください。



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