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働きすぎ注意!何もしない時間が、幸せを呼び込む

こんにちは。今回は「週末はNiksen(ニクセン)」山本直子(大和出版)
を読んで思ったことを独断と偏見で、書き綴りたいと思います。

働きすぎ、長時間労働しているのは日本だけ⁉


仕事満足度ワースト1位の日本人

なんと「グローバル就業環境調査」を公表した「仕事満足度」の調査では、

日本人の仕事満足度は5%と世界ワースト1位でした。

その原因の一つとして挙げられるのはやはり、長時間労働です。

しかし本当に長時間労働が原因で仕事満足度がワースト1位なのでしょうか?また日本は幸福度を低いですが、その原因は何なのでしょうか?

それに関して、面白いのがメキシコです。

メキシコは世界で一番労働時間が長い国ですが、幸福度ランキング8位です。

メキシコのように、長時間労働していても、国民が幸せと思っているのはとても興味深いですね。

では労働時間が短い国ではどうなのでしょうか?


幸福度世界5位、オランダ人は8時間以上働かない

日本人の仕事満足度が低いのはとても、悲しい事実ですが、

そんな中、これまた、興味深い国がオランダ。

オランダはワークライフバランスが世界1位と言われており、仕事満足度も非常に高いです。

しかも8時間以上働かないオランダですが、給料は世界でもトップ10に入るほど高いです。

オランダ人のように、労働時間も短く、幸福度が高くなるのは、予想がつきます。
しかし、メキシコ人のように労働時間が世界1でも幸福度が高いのはなぜでしょう?

実は、この両者で共通しているのが人々が無意識のうちに「何もしない時間」を設けているということです。

オランダ人もメキシコ人も1日の中で、何もしない時間。
つまり、リラックスしている時間を作っているということです。

ここからは私の実体験なのですが、
私はバイトに行くのが正直嫌です。

バイトに行く前から、変な緊張感というか、心が落ち着かないというか、休まらない気持ちになります。全然リラックスして働くことができません。

でもこういう方、結構多いのではないかなと個人的には思っています。


だからこそ実践してほしいのが、今回紹介する「何もしない時間」を作るということです。

何もしない時間こそ幸せを呼び込む


クリエイティブな人こそ「無の時間」を作る

メンタリストDaiGoさんが、とある動画で
あえて「空白時間」を作ることが成果を上げるためには必要だと言っていました。

実は、クリエイティブな発想をするのに効果的なのは、「何もしていない時」だそうです。

「何もしていない時間」つまり、リラックスしている時間。

この時間こそが人がクリエイティブになるのに効果的です。
そして、クリエイティブな考えが結果的に仕事の効率化にもつながります。

「何もしていない時間」と言えば、「座禅」があります。座禅をするとき特に何もしていません。
しいて言うならば、リラックスして精神を安定させているという時間だといえます。

実は、禅や瞑想など、一見何も生み出さない時間のようですが、
スティーブジョブズ、イチロー、安倍元首相なども日常生活で取り入れていたそうです。

有名人も取り入れる「あえて何もしない時間」を作ることですが、

これをオランダ流に言うと「ニクセン」です。
そして「ニクセン」こそがオランダ人の幸福度を上げている要因なのです。

無の時間を作る方法

では、具体的に、オランダ人はどのような「ニクセン」をしているのでしょうか?

一例を出すと、
窓の外をぼーっと眺める、音楽を聴く、庭を手入れする、サイクリング、サウナ、散歩、コーヒータイム、日向ぼっこ、自然に触れるなどなどです。

人によってリラックスする方法は様々ですが、メンタルの安定、仕事の効率化などその効果に疑いの余地はありません。

ぜひ仕事や勉強、人間関係に疲れたとき、困ったときに、あえて「何もしない時間」を作ってみてください。

きっとリラックスすることで、違った観点で物事を見ることができ、クリエイティブな事を思いつくことができるはずです。

忙しい日々を過ごす人の末路

朝7時に家を出て、仕事場に行く。
夜10時に仕事を終え、家に帰る。

仕事が忙しく、辞めたい。だけどお金を稼ぐために職場に行く。

子どもが生まれ、住宅ローンの支払いに追われ、自分は仕事を辞めることができない。

仕方なく、人間関係最悪の職場へ行く。

結局、そうこうしている内に子どもが成人し、40年働いた会社を退職することになった。

子どもが成人したことで一気に身が軽くなる、住宅ローンも10年前に完済した。退職金をある程度はもらうことができた。

よし、自由な時間がやっと手に入れることができた。これから何をしようかな!
海外旅行に行きたいな!だけど60歳の私には体力が残っていない。

そうこう考えていると、ふと自分の人生を振り返る。

私は60年間、何のために生きてきたのか。
特に大学卒業後、私の人生は何だったのか?

永遠に答えが分からない。

80歳を迎え、病室のベッドで一日中寝ている。
身体にはなんだか訳の分からない管が通っている。

身体の機能は、ほぼ死んでいる。しかし魂だけは生きている。

だから、ひたすら自分の人生を振り返る。

そうこうしているうちに、時が過ぎ、後悔だけを残して仏になっていく。

現実的に言えば、自分もこうなりそうです。おそらくなるでしょう。
だけどあまり望んでいる人生ではないというのが本音です。

これは、日々が忙しく、人生に生かされるというべきでしょうか?

自分の考えを文字にしているときに、やっぱり思います。
リラックスする時間を適度に作り、人生を生きたいなと。

自己中心的で過ごそう

自分という存在が人生で一番大切

会社、学校、部活、サークル、バイト先、私たちは様々なコミュニティに属しています。

そんな中、行きたくもない飲み会、付き合い、妬み、愚痴、嫉妬、にうんざりし疲れ切ってしまうこともあります。

そんな時こそ、自分を大切にしてください。
もしそのコミュニティが嫌なら、離れてください。自分を大切にするために。

馬鹿にされたり、おちょくられたり、茶化されたりすることもあります。
そんな時こそ自分を大切にしてください。

ローランドさんが、あるスピーチで言っていました。
自分を愛し、自分自身を大切にしてください。自分自身が一番の味方でいてくださいと。

上司に「お前本当に使えない後輩だな」と言われたら、
「使いこなせないのが間違いじゃない?」と言い返すくらい

自分自身を大切にしてください。

そして、自分を大切にするためにはやはり少し心に余裕を持ってリラックスすることが大切です。


他己中心的な人生を歩んだ人が陥る罠

15歳から39歳の死亡原因1位は何だと思いますか?

人生で一番脂ののった時期に人が亡くなる原因は自殺です。

つまり人は自分自身を自分で痛めつけ、殺します。

なんとも悲しいですが、これが日本の現実です。

自殺原因で一番多いのは鬱です。
その鬱になる主な原因は人間関係、職場関係です。

人間関係や職場関係に耐えられない、

何度も繰り返しになりますが、もう一度言わせてください。自分を大切にしてください。そのためには、「何もしない時間」を作る必要があります。

自分を大切にすることが他人を大切にすることにつながり、それが世の中の好循環を生み出す。

私はそう思います。

おわり

いかかでしたか?今回は「週末はNiksen(ニクセン)」山本直子(大和出版)
を読んだ感想を独断と偏見で、書き綴りました。
(今回は少し本の内容から脱線してしまいましたが・・・)

皆さん、自分を大切にするために、仕事の休憩時間、休日くらいはスマホを触らず、他人に干渉されず、「何もしない時間」を過ごし方をしてもいいのではないでしょうか?

以上です。ありがとうございました。
(付け加えていっておくと、私は決してうつではありませんので安心してください。うつではないので、これからも自分の考えをパソコンにうつ作業は続けたいと思います(笑))

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