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実録、本気で「小説家になろう」のランキング1位を目指してみる⑦「あらすじと投稿スケジュールの決定」

ネット小説投稿サイト「小説家になろう」にて、
現代恋愛ジャンルの日間ランキング1位を目指す企画。

今日はこれまでに分析した内容、そこから決めた企画のまとめから、
そして「物語のあらすじ」をお話し。

また、最後には今後のスケジュールについても語るので、
よかったら全部読んでくれい。

エイプリルフール?
何も思いつかんかったよ。


これまでのまとめ。

企画の最終目標は「日間ランキング1位を獲る」こと。

その為に3月24日から活動を始め、
まずは日間ランキング上位の作品に対する分析を始めた。

キーワード(作品のタグ)、タイトル、内容から傾向を求めてみると、

「陰きゃら主人公が成り上がる話」
「イケメンや陽キャラなどに対するアンチテーゼ(否定)」
「嘘の告白や恋人関係から徐々に惹かれていく話」
「イチャラブを描いた日常」
「ヒロインにお世話されたり、甘やかされる話」

といったものであることが分かった。
その中から今回の企画では、

「陰キャラ主人公の成り上がり」
「共感・納得のできるアンチテーゼ」
「主人公が行動せざるを得ないタイムリミット(余命)」

という3つの軸を立てる。

どれもランキング上位になった作品の要素であり、
これを前提として次は物語のテーマを考えていった訳だ。

テーマとは、読者に何を伝えるか、どんな変化・影響を与えるか

それを自分の得意分野これまでに人気が出た作品にあった要素を含め、
メインを1つ、サブを2つ立てた。

「間接的な描写のみで“ヒロインの可愛さ”を伝える」
「芯のある行動で“主人公に憧れさせる”」
「簡潔な文章でありつつ、“論理を組み立てて納得させる”」

といった感じ。
これらの条件を元に、次は作品の内容へと入っていった。


まずは登場人物
それぞれが作品として欠かせない役割を持ち、イメージが被らないように、
そして必ずギャップを設定して作っていった。

その結果がこちら。

主人公は病弱で陰キャラだが、読書家で主人公にあこがれている。
運動はからっきしだが、非常目が良く表情や身体の細かい変化も把握する。
ヒロインAは元気が取り柄なクラスの中心、ムードメーカー。
しかし間違いには黙っていられない性格で衝突もしばしば。
身だしなみには余計なものがなく、実は可愛いものが苦手。
ヒロインBは目隠れ系なおどおどとした少女で、いじめられっ子。
とても内気な性格だが、小さい頃から実家の道場で柔道を習っており黒帯。
どれだけいじめられても絶対に暴力を振るわない優しくも強い人。
ヒロインCはクールな美人系幼馴染。
非常に理性的。他人には冷たいが、主人公にはとても甘い。
実は可愛いものがキャラ崩壊を起こすほどに好き。
サブキャラAはイケメン男子。
運動も勉強も出来る、リーダー的立ち位置でクラスでも委員長。
誰にでも優しいが、実は重度のアニメオタクであることを隠している。
サブキャラBは金髪不良系男子。
目付きと口が悪いせいで、皆から怖がられている。
ヒロインCに恋しており、主人公を敵視している。
実は見た目に反して争いが大の苦手、喧嘩の経験はないが噂が飛び交う。

プロットを作る過程で主人公の母親が多く出てきたり、ヒロインAが第1章ではあまり出番がなかったりとしているが……
基本の設定は変わらずで行けそうだ。

打ち切りにならなかったらヒロインAちゃんに頑張ってもらおう。


そして登場人物たちが織りなす物語のプロットへと、
作業は進んでいく。

昨日、一昨日とプロットを公開したが……
それだけで1万字は軽く越えているので読むのが億劫だろう。

なので今日は投稿時に使う200文字の「あらすじ」を作った。
こっちで物語がどんなものかを軽く知ってもらえればと思う。

クラスでも目立たない生徒である恭也と幼馴染のベルは、
彼の余命宣告と共に「やりたいこと」を始める。
見ぬ振りをしてきたいじめ、トップカーストの見下す視線、秘めた想い。
誰とも関わらないようにしていた彼らはこれまで言えなかったことを叫び、
伸ばせなかった手を伸ばす。
この人生はまさに俺が主人公だったのだと最後に笑う為に。
これは笑い、泣き、なんでもありのハーレムラブコメ。
——さあ、手始めに「いじめ」をなくそう。

意外と面白そうなあらすじが出来たのではないだろうか。

投稿の際にまた修正は入るかもしれないが、
今人気の要素が分かるようには工夫した

特に企画の軸は全部分かると思う。

さっきも言った……
「陰キャラ主人公の成り上がり」
「共感・納得のできるアンチテーゼ」
「主人公が行動せざるを得ないタイムリミット(余命)」
というやつだ。


さて、後は執筆して投稿するだけ……

ではない。
むしろ投稿からが本番だ。

ここからはスケジュールを考えていこう。


これからどう動くのか。

以前の記事でランキング上位の作品について、
平均文字数などの傾向を取った。

その時にはまとめていなかったのだが、分析してみた所……

土曜日、日曜日の朝に集計した時、
評価ポイントの上昇値が平日よりも3〜5割多い。

つまりは金曜の夜〜日曜の辺りで読者が増えている、
という傾向が分かった。
おそらく仕事や学校が終わっての週末だから、という理由だろう。

ならば金曜の夜から投稿を始めたらいいのではないか?
とも考えられるが、それは効果が薄いとも思う。

1話目は掴みだから、物語上の勢いはいい。
しかし2話からはクライマックスに必要な情報の提示(説明)がメインとなる。

つまり物語の中では比較的面白くないゾーンな訳だ。
もちろん面白くなるように書くし、オチや引きも作るが……
文字数が少ないこともあって読者の心を引き留めることが出来るか微妙だ。

なので出来れば、
金曜の夜、土曜の夜の2つにはクライマックスをぶつけたい

そこが第1章の最も面白い所だから。
プロット的に言うと9〜11話辺り(全11話中)。

なので、そこからスケジュールを立てよう。

金曜21時:9話
土曜18時:10話
  21時:11話

ここから純粋に、1日1話で逆算すると……

木曜21時:1話
金曜21時:2話
土曜21時:3話
日曜21時:4話
月曜21時:5話
火曜21時:6話
水曜21時:7話
木曜21時:8話
金曜21時:9話
土曜18時:10話
  21時:11話

こんな感じになる。

しかし途中で伸びた場合も考えて2話分をストックしておきたい。
つまり、
投稿開始〜金曜21時までの間に1日2話投稿する部分を2箇所作りたい

それで計算し直すと……

土曜18時:1話
  21時:2話
日曜21時:3話
月曜21時:4話
火曜21時:5話
水曜18時:6話
  21時:7話
木曜21時:8話
金曜21時:9話
土曜18時:10話
  21時:11話
(2話投稿の部分は仮置き)

というスケジュールが一番いいのではないか、と結論付けた。

なのでこの作品の第1話は土曜日の18時ごろに投稿します。

そこから2時間ほど他作品も含めて伸びを見て、
伸びが良さそうなら21時にも投稿しようかと思う。

なので金曜までに3話は執筆終えてないとだね。
頑張ろう。


という所で今日はここまで。

次回は「タイトル決め」かな。
マーケティングとしてかなり重要な部分なので、
再度分析し直しつつ考えてみよう。

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では、また次回お会いしましょう。


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