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自分を「信じる」「疑う」の2つを使い分けて、楽しく良い物を作ろう。

あなたは自分を信じてますか?

特に創作として考えると、
自分の「判断」「感性」「意見」を、
信じることは出来ていますか?

これらを信じられないと、
創作は完成すらせず、
自分に自信が持てなくなる危険性もある。

今日のテーマは「自分を信じる・疑う」について。

毎日楽しみまくりで仕事をしている自分が、
これまでの経験を交えながら語ります。

《まずは自分を信じよう》

私は、ほとんど他人を信用してません。

ある程度交流を持っている人なら別ですが、
基本的には疑って掛かる性格。

最近はそれを変革しようと思って、
色んな企画で外注をお願いしたりしてます。
人を見極めて、信頼する努力だね。

そんな状態な訳なので、
創作においてまず信じるのは「自分」だったりする。


特に芸術的な側面を持つ創作では、
自分を信じることが出来なければ始まらない。

そう考えた私は、
「まずは自分を信じること」を意識するようになった。

具体的に行動したのは……

・むやみに人へ意見を聞かない
・他者、社会の決定や常識を疑う
・自分の決断は、理由なく変えない
・自分の意見はしっかりと言語化する

などなど。

今思えばディレクションとしての基本ではあるが、
これをしっかりと意識して、
自分に無理やり言い聞かせるレベルで行動に移して。

その結果、自分の判断を信じられるようになりました


……まあ、まともに自分を信じられるようになったのは、
つい最近だったりします。

会社員時代とかは良い悪いを色々言われてきたから、
「自分の判断に対する信頼」は底ついてた
何か言われるたびに、
じゃあお前が判断しろよって何度も思ってた。

フリーランスなったことで、しがらみから解放され、
自分の意見をはっきり言えるようになったんだ。

個人差のあることだろうけど、
少なくとも自分にとってはフリーランスという、
どこまで行っても部外者な立場が、
新しい気づきを生んでくれました。


《信じるだけの人に、成長はない》

自分を信じることは重要ですが、
あくまでもそれは、
スタートラインであることを忘れてはなりません。

何故なら自分を信じるということは、
自身の判断基準や価値観を信じることだから。

つまり「今」の自分の中にあるものを、
信じているだけなので……

それだけでは今から未来へ進めない。


時代は常に流動し、人も社会も変わり続けてる。
そんな中でその時の自分を信じ続けても、
意味はほとんどないでしょう。

自分を信じることだけでは、
前に進めず時代に置いてかれる。

ここで重要なのが、
適度に「自分を疑うこと」なのです。


《信じつつ、疑い続けろ》

信じろと言ったり、疑えと言ったり。
どっちなんだと思われるかもしれません。

どっちもです。どっちもやりましょう。

だって物事は1つじゃないんだから、
目の前には幾つも考えることがあるんだから。
その中で「信じる」「疑う」ものを分ければいい。


私の場合だと、
今、目の前にある仕事は「自分を信じて」行う。
でも1週間以上先にある仕事は、「自分を疑って」考える。

これを基本として、応用しつつ分けてます。
そして自分を疑う時には……

これでいいのか?
何か見落としてはないか?
どこかで当たり前だと思考を止めてないか?
違う視点で見ればどうなるか?
もっと面白く出来るんじゃないのか?

と自問自答しつつ、
どうしても分からなくなったら、
友人に意見を求めて解決していく。
そんな風に進めています。


また、もっと信じる・疑うを細かく分けることもある。

企画を立てる時とかは顕著で、
最初は疑いつつ考えて、1度決めたらそれを信じる。
上手くハマらない時は決めたものを再度疑ってみる……

そうやって「信じる」「疑う」を、
上手くコントロールしていくことが大事だと、
私は考えています。

1度信じたとしても、
信じ続けなければならない訳じゃないからね。


《さいごに、簡単に信じる方法を伝授》

記事を終わる前に、
簡単に自分を信じる方法をご紹介。

それは「とりあえず、一旦信じてみること」だ。

どうしても自分を信じられなかったり、
途中で迷ってしまう人もいるだろう。
そんな時は「とりあえず、一旦信じる」ことで、
自分を信じることに慣れていくことがオススメ。

もちろん間違ってもいい。
というか信じることが絶対に正解だなんて驕るな
間違えることは成長の1歩目なんだ。

論理的に不正解だったら、
間違っていたことを認めて、変えればいい。

それは恥でも何でもなく、
あなたが成長したという事実なのだから。


もっと具体的な行動例を出そう!

3000円くらいの商品を、
レビューなど他者の意見を1つも見ずに、
しっかり考えた上で購入してみよう。

そして使用して、
信じたことが正しかったかどうか考えよう。

自分が正しかったと思えるのなら、
それは成功だ。

自分が正しくなかったと感じて、
その原因を自分なりに突き止められたなら、
それも成功だ。

大事なのはこの社会で当たり前にある、
他者の意見を見ないこと
そうすれば「自分を信じる」という感覚を、
しっかりと体感できるはずだから。


疑っては考え、自分で信じるものを決めて前に進む。

それが私たち人間が楽しく生き、
成長していくために必要なこと
ではないでしょうか。

これからも自分を信じ、疑っていきましょう!

ゲーム制作の過程を全部公開する企画やってます。


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