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「言語化って大事だよね」と思ったので、対話型AIと会話してみた。

ども、スマレジの新垣です。
対話型AIと対話してみると、自分の考えや思っていることがまとまることがあります。今回のnoteでは、さきほど私がAIと会話した一部をお見せしたいと思います。

会話の内容は「言語化について」です。

  • 自分の想いや考えを言語化する

  • チームの目標や目的を言語化する

最近「言語化することって大事です」と社内でよく発言をしています。発言をしながら、自分の考えやチームの方向性の確認などをGoogleスライド上で言語化して、チームや周囲に伝えるようにしています。

WBCの優勝は大谷選手の「あの一言」が出た時点で決まっていた。

「憧れるのをやめましょう」

2023年3月21日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦前に大谷翔平選手が発した言葉です。大谷選手は、前回王者であるアメリカとの決勝戦を前に、ロッカールームにてチームメイトを鼓舞しました。

「僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう」とチームに発破をかけました。

「憧れるのをやめましょう」

この一言がチーム全体のボルテージを上げ、改めて「世界一を取る!」という目標に向かう「意思」を統一し凝固にしました。きっとあの瞬間、チーム全員の心拍数が一気に上がって興奮状態になっただろうと思います。その状態で試合に臨むことで、見事チームは優勝を勝ち取りました。

WBCの日本代表のように、様々な人材が集まってチームや組織になって目標を達成するにはチームの意思を統一することが不可欠です。それは、会社でも組織でも同じです。最近は良くそんなことを考えます。

バーナードの組織の3要素

強いチームや組織には「3つの要素」があると言われています。
強いチームや組織を創るには?と問いを投げられると、様々なアイデアや手法が思い浮かび混乱することもあるでしょう。なので、私はバーナードの組織の3要素を参考にして考えるようにしています。

バーナードの組織の3要素とは?
アメリカの経営学者チェスター・バーナードが提唱した組織論です。組織が成立するための3つの条件として、「共通の目標」「貢献意欲」「コミュニケーション」を挙げています。
これらの要素は組織が存続するために必要不可欠な要素であり、どれか1つが欠けても組織不全になると定義されています。

バーナードはこれら要素は組織が存在するために必要不可欠な要素と説いています。少し大げさにとらえると「これら3つの要素が無くなってしまうと組織は滅びる」と捉えることができるかもしれません。

  • コミュニケーションが無くなると組織は滅びる。

  • 互いに貢献しあう意欲がなければ、そのサッカーチームが優勝することはないでしょう。

  • その目標がチームメンバーの共通の目標になっていなければ、目標が達成されることはないでしょう。

私は、バーナードの組織の3要素の中で最も重要なのは「共通の目標」だと思っています。

「目標」をチーム全員の「共通の目標」にするのに「言語化」が役立つ。そう思っています。

普段仕事をしていると「なんとなく、みんな一緒の目標に向かっているよねって感じてしまう」でもね、案外ひとりひとりの目標に対する解釈がことなり、行動がずれていくことってあります。だからこそ言語化して意思を統一することが大事だと思うのです。

大谷選手が言語化したように「たった一言の言語化」によって、ひとりひとりの解釈や意識を統一して、一気にボルテージを上げることだってできるのです。チームや組織でプロジェクトや施策にあたるのに、最初に行うことが目標の言語化や行動規範の言語化なのかもしれません。だって、事業計画を作成するのに、理念やビジョン(目標)の言語化ってするでしょ?施策にも計画が必要であれば、理念やビジョン(目標)の言語化が必要なのは、事業計画書と全く同じことが言えるのではないでしょうか。

事業計画書はある意味「人を動かすため」に作成するものです。
従業員、取引先、金融機関など、ステークホルダーを動かすために作成するのが事業計画書であります。

となると、
施策計画書も「関係各所を動かす(人を動かす)」という観点で同じなのではないか。施策計画書にも理念やビジョンの言語化が不可欠ではないか。昨晩シャワーを浴びながら、そんなことが頭に思い浮かびました。(私はよくシャワー時にアイデアや考えが浮かびます)

なぜ、その目標なのか?
どうありたいのか?
どうなりたいのか?
なぜ、そのプロジェクトなのか?
なぜ、その施策なのか?
このような問いを基に「言語化」をしてみるのも良さそうです。

目標をちゃんと言葉にする。
誰にでも伝わるキーワードに落とし込んでこそ、貢献意欲やコミュニケーションにつながるのでしょう。

となると、
バーナードの組織の3要素の手順はこうなります。(あくまでも私の考え)

  1. 共通の目標を立てる

  2. 共通の目標を言語化する

  3. 言語化したものを含めて、その事業(施策)の計画を立てる。

  4. 立てた計画を関係部署に伝える(伝わるように言語化されている)

  5. 伝われば、貢献意欲がわく(協働の意欲がわく)※伝わらなければ貢献意欲はわかない。伝わる方法を考える。

  6. 縦横斜めのコミュニケーションを通じて、共通の目標の達成を目指す※コミュニケーションにはファクト(数字)を用いる

まぁー、いろいろ考えがめぐります。

というわけで、対話型AI(Microsoft Edge のCopirot)と会話してみました。

対話型AI(Microsoft Edge のCopirot)との会話

私:会話に付き合っていただけますか?

Copilot:
もちろんです、何でもお聞きください。どのようにお手伝いできるか教えていただけますか?

私:言語化することって、仕事でも生活でも大事だと思います。

Copilot:
その通りですね。言語の習得は、コミュニケーション能力を向上させ、新しい視点を開くだけでなく、仕事の機会を増やすことも可能にします。また、異なる文化の理解を深め、人々とのつながりを強化するのにも役立ちます。言語は、私たちが世界を理解し、他人と交流する主要な手段ですから、その重要性は計り知れません。

※ここで、AIは私の意図した対話内容と異なる返事をしてきたので、修正するために、伝えたいことをより具体的に考えて対話する。
 ↓

私:
言語の習得ではなくて、想いや考えを言語化することや、目標や目的を言語化することです。言語化することで、自分の想いや考えを自分で再認識してより理解を深めることができます。つまり、言語化は自己理解を深める。仕事や組織で考えると、目的や目標を言語化することで、組織の意思統一や行動規範を作ることができると思うのです。

Copilot:
その視点は非常に洞察力があり、深い理解を示していますね。言語化は、確かに自己理解を深め、自分自身の思考や感情を明確にするための強力なツールです。それは、自分の内面を探求し、自己認識を高めるための手段となります。

また、組織やチームにおいては、目標や目的を明確に言語化することは、共通の理解を築き、一致団結を促進するために不可欠です。それは、全員が同じ方向に向かって努力できるようにするための道しるべとなります。

したがって、言語化の力は、個人的な自己理解から組織全体の調和まで、多くの面で重要な役割を果たします。

 ↑
これって、私の考えを要約しただけのように思えます。ですが、このような対話を試みるだけでも、思考を深めたり、前に進めたりすることができるのでお勧めです。

実際にはもう少し会話をしましたが、長くなるので割愛します。
今回は、Microsoft Edge のCopilotと対話してみましたが、ChatGPTとの対話のほうが、思考が深まると感じている今日この頃です。このあと、ChatGPTとも対話してみようと思っています。ちなみに、ソフトバンクの孫さんも、よくAIと対話しているとYoutubeでおっしゃっていました。

対話型AIと対話することで、自分の考えていることの理解が深まることがありますよ。やってみてー。

ではまた。

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