見出し画像

何もしなくていい:サラリーマンが幸せになる方法 その3

これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。

突然ですが、疲れていませんか?


大切なもの

連日残業続き、休日にも仕事を持ち込み、ランチは抜くか秒で流し込み、夕飯は深夜。寝たと思ったらアラームに叩き起こされ鉛の塊のような疲れを引きずって仕事へ向かう。
もしこれが現在進行形ならあなたはすでに重症です
どんな事情があれ近い将来に脱却できるよう準備してください。1日でも早く専門家に相談しましょう。責任感や職務・道義より大切なもの、絶対にあります。

見えない疲労

次に、私自身について書きます。
無理ないレベルで仕事も健康もそこそこバランスとれていて、それなりにアクティブに活動して心身共に充実しています。疲れてる自覚はあるけどコントロールできている感じです。

しかしその裏でスケジュールやタスクに追われて続ける日々です。

やりたい事・やらねばならないと思っている事を効率よくこなすために、GTD、バレットジャーナルなどのライフハックに手を出しました。確かにタスクは棚卸されて整理され、スケジュールが無駄なく最適化されます。しかし、こなし切れなかった残タスクが日々雪だるま式に積み上がり、山盛りの残タスク群を目前に突きつけるための残酷な道具になってしまっていました。
これが地味に心にダメージを与え続け見えない疲労」となって蓄積され続けていることに気が付いたのです。

〇〇疲れ

仕事や家事、自己研鑽のタスク過多だけではありません。
SNS疲れ、ママ友疲れ、Zoom疲れ、コロナ疲れ。
いま世の中には「〇〇疲れ」があふれています。

マウントを取り合う人間関係、ネガティブな発信をし続けるメディア、罵詈雑言の飛び交うオープンコミュニティ。
また「男なら仕事で成果を」「女らしく」「母親として」「近頃の若者」「老害」「就活」「何者かになれ」「自粛」「〇〇警察」etc...ect...
日々、目や耳から心を疲弊させる情報が洪水のように流れ込んできます。

積もり続ける残タスク群と、押し寄せる雑情報でコップは溢れる寸前。
もう十分。お腹いっぱいです。

積極的に何もしない

スティーブ・ジョブスは何をしないか決めることが最も重要と言いました。ビル・ゲイツは全てのタスクと電子機器から隔離されてただ読書にふける「Think Week」という習慣を大切にしています。
IT業界でもっとも偉大な二人が「やらない」事を最重要視しています。
これ以上の説得力はないでしょう。

幸せになるためには、情報に追われ目の前のことを処理し続けるタスクシューターから抜け出し、もっと俯瞰して自分を眺め、長い人生において最も重要なことがらに集中することが必要なのです。

ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること

登山においてもっとも大切なことは休息です。
ただがむしゃらに頂上を目指していては脱水症状とハンガーノック(エネルギー切れの低血糖状態)に陥りすぐに危険な状態になってしまいます。
ときどき立ち止まって栄養と水分を補給し何もせずじっと休息している時間こそが、あなたを一番早く頂上に到達させる方法なのです。

今すぐ「何もしない」予定を書き込もう

伸びきったバネは跳躍できません。
隙間なく書き込まれたノートには何も書き足せません。
何かを成すためには余白こそが必要です。
だからあなたには余裕が必要なのです。

今すぐ予定表を開いて「何もしない」時間を確保してください。
1回きりじゃなく、できるだけ繰り返し確保しましょう。
「何もしない」予定を立てたら誰にも奪われないようにしてください。次にそれを回りの人に公言してください。「大切な予定があって変更できない」と。それができたら、予定表を見るたびに「何もしない」時間を心待ちに楽しみに待ちましょう
さあ、どうやって過ごしましょうか?
サウナ三昧。
公園で寝転びながら読書。
大切な人とあてもなく出かけるのもいいですね。

「何もしない」タスクとそれを待ち望む時間とがきっとあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

まとめ

1.「何もしない」予定を確保する
2.「何もしない」予定を回りに宣言する
3.「何もしない」予定を楽しみに待つ

ーーーーーーーーーー
最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ過去の回も読んでいただけると嬉しいです。

【being と well-being】
https://note.com/ryo_wellbeing/n/nddc934d3b7c6

【ありたい姿( being )の見つけ方】
https://note.com/ryo_wellbeing/n/na2a1fedb8006

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?