体脂肪減少と水の関係　運動、ダイエットにおいての水の重要性と水の効果的な飲み方　

皆さんは「運動中に水をしっかり飲んだほうがいい」や「1日に2リットルは飲め」などと何度も耳にしたことがあるのではないでしょうか。

水を飲まないと死んでしまいますし、感覚的に水が重要なのはわかります。

ではなぜ水を飲むことが重要なのでしょうか。水を飲むことによってどんなことが体の中で起こっているのでしょうか。

水を飲むことによって筋肉を合成する、食べ物を消化する、エネルギーを作り出す、脂肪を分解するなど私たちが生きていく上では欠かせない働きをしています。

私たちの生命活動のほとんどは水が関係しています。
つまり、水が不足すると生きる上での反応が弱くなると言うことです。

日本体育協会では熱中症を予防するために運動の30分前には「コップ一杯の水を飲む」ことを勧められています。

体内の水分量の2%が失われると体調が悪くなったり、パフォーマンスが落ちたりします。

3%失われると体調が悪くなるだけでなく、体温が上がります。

5%失われると熱中症状態と同じになってしまいます。

たったそれだけ失うだけで！？と初めて知った時思ったのではないでしょうか。

皆さんのほとんどが知っていらっしゃると思いますが、喉が渇いた時にはすでに体内の水分が不足しています。ですので喉の渇きを感じる前に水を飲むことが大事になってきます。

ここから水分の正しい摂取方法と自発的脱水について解説していきます。

「水を飲め」とたくさん言われてきた人が多いと思います。ではどうやって水を飲むのが正しいのでしょうか。

汗をかく時に水分だけでなくミネラルも一緒に出ていきます。

そして、体内のミネラルが少なくなった状態で水を飲んでしまうと当たり前の話ですが、水を飲んだ直後は体内の水が多くなりますがミネラルの濃度は薄くなります。

生物の性質として体内の環境を一定にしておきたいと言う性質があります。

例えば人間の体温などは36度程度に保たれていますよね。

これを恒常性（ホメオスタシス）と言います。

話の続きになりますが、体内のミネラルが少ない状態で水が多く存在していると、人間は体内のミネラルの濃度を一定に保ちたいと言う働きがおき、せっかく摂取した水を排出しようとします。

これを自発的脱水と言います。

汗をかき、水だけを飲むと逆に汗や尿の量が増えてし、むしろ脱水してしまいます。

水を体内に留めておくには水に少量のミネラルを入れておくことが重要です。特に、ナトリウムが不足します。

ここで余談ですが私自身、塩のことをナトリウムと表現しますが正式名称は
塩化ナトリウム（NaCl）です。

本物のナトリウム（Na）を水に入れると
爆発します笑

話の続きに戻ります笑笑

先ほど水に少量の塩を入れると良いと言いましたが、さらに効果を得るならフルーツジュースを水で１:1で混ぜ、そこに塩を少量入れると言いそうです。

また、水を飲むことによって、体脂肪減少させる効果を促進させます。

脂肪一分子を分解させるには水を3分子必要とします。

簡単に言うと、脂肪を分解させると、グリセリンと脂肪酸というものができ、血中に放出された脂肪酸をエネルギーとして使うことによってやっと脂肪が減ると言うわけです。

ですから、体脂肪を減らすには水を大量に摂取しなければなりません。

最初にお話ししたように、体内の反応はほとんど水が関与していますから皆さんが思っている以上に水を摂取することをお勧めします。

一般的に言われている1日2リットル運動やダイエットを考えている人にとってはは少なすぎると私は考えています。

私自身、1日の水の摂取量は7リットルを超えます。（いきなり大量の水を飲むのではなく、体調と相談して少しずつ増やしてください。それに加えて水の一気飲みは危険なので絶対にやめてください）

初めは少ない量を増やすことから試してみてください。
水を多く飲み始めた頃は数日の間は体重が増えます。

なぜ増えるのかと言うと、今までよりも多く水が入ってきているので、体が水を排出する能力が追い付いていないため起こります。

ですが安心してください。数日間で水を排出する能力が強くなります。体重が増えたと言ってもたかが水です。

太ったうちに入りません。

運動とダイエットに関して水の重要性がわかったと思います。
皆さんのペースで調整してみてくださいね！

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