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アイスクリームの詩
子供の頃、一日に一個の冷たいあいつは、いつだってとびきりおいしかった。
パピコのもう半分はいつもばあちゃんへ、その後僕の所に帰ってきて、あげたつもりが貰ってた。
部活終わり、ソーダ味は青い記憶だ。
〇〇のお母さんのアイスはバニラ味で、母さんのアイスは小っ恥ずかしくて覚えてない。
アイスどころかお菓子を食べなくなったのが今の僕で、帰るとアイスを出してくれる実家が暖かかった。
風呂上がり、真夏のサービスエリア、敗戦後の涙。アイスを渡す役を担いたい。
頭を冷やし、口角が上がる。
青い記憶とアイスクリーム。
僕と未来のエクストリーム。
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