これまでにあった人生の転換点と、これからへの想い
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これまでにあった人生の転換点と、これからへの想い

住田涼|Nancy代表理事|キャリア教育|岐阜愛知

僕は大学に入ってから7,8年ぐらい毎年「今年は飛躍の年でした!」とか「激動の年でした!」とか年末にFacebookで書いている気がするぐらい、人生の転換点がいっぱいあるんですが、その中でも特に忘れられない最初の転換点は高校3年生の冬でした。

「明日は当たり前に来るものではないんだ」と、病院のベッドで突きつけられたのです。

学校からの帰り道で歩くにつれて胸の痛みが増していって、立ち止まると痛みが引いていく。
再び歩き始めると、歩くにつれてまた胸の痛みが増していく。

そんな奇妙な現象に襲われて、病院で検査を受けてみると左の肺に穴が空いてました。

人間ってたくましいもので、左の肺に穴が空いても右の肺で呼吸ができるのでそれでは死にません。

ただ僕の場合、治ったと診断されたその2日後に今度は右の肺で穴が空いたのでした。
その病気の再発率はなんと50%。2人に1人が再発するそうです。

両方の肺で同時に穴が空くと陸上にいても呼吸ができないので「まずは早急に右の肺を治しましょう」と部分麻酔の手術。

「続けて右の肺の再発率を下げる手術をしましょう」と今度は全身麻酔の手術をしました。

で、全身麻酔の手術になると「こういう不慮の事故が起こる可能性もあるけど了承しておいてね」という同意書に何枚もサインする必要があります。

お医者さんは「簡単な手術」と言っていたので最初は「じゃあ大丈夫か」って感じで受験の勉強していたのですが、2枚3枚と同意書にサインするうち心臓の鼓動が大きくなっていきました。

気を紛らわせようと思ってiPodで音楽を再生していても、音が鳴っているのに音楽が聴こえなかったことを今でも覚えています。

「もしかして死ぬんかな」

「死んだらどうなるんかな」

「今までなんとなく生きてたけど、どうせ死ぬならもっといろいろ経験してみたかったな」

「仕事ってどんな感じなんかな。バイトしたことないし分からんけど。」

「結婚したり子ども育てたりしてみたかったな。彼女できたことないけど笑」

「でも、もし生きられたら、やりたいと思ったことは生きてるうちに全部やろう」

そう思えたことが今でも僕自身の大きな原動力になっています。

高校では演劇部に所属していて、演劇部にも大会があるんですが「全国大会を目指そう!」って大きな目標を掲げてそれに向けて全力で打ち込む楽しさをそこで知ったので、大学でも全力で打ち込める何かがほしいと思ってました。

でもサークルの勧誘はどれも「うちは楽だよ!」って感じで。

「楽したいなら何もしない方が楽なのでは?」と思いながら、目に止まったのが「企業の経営者と二人三脚で新規事業に挑む」という実践型インターンシップのポスター。

「よく分からんけどやってみたい!」

と思って連絡してみて、「よくよく考えたら学外の大人なんてほとんど会ったことないなー」とか考えながらNPO法人G-netの事務所の扉を叩いたこともまた、大きな人生の転換点でした。

G-netを中心にいろいろな地域の経営者に出会って、どの方々も夢や想いを持っていて「この地域に自社のこんな商品やサービスでこんな役に立ちたい!」と熱く語ってくださる話はどれも本当に刺激的でした。

僕が今、会社を立ち上げてやっていこうとしているのも結局はそんな大人たちに憧れたというのが大きいのだと思います。

先述のインターンは夏休みだけの中期型だったのですが、「もっとガッツリやりたい!」と思い長期実践型インターンシップへ。

元々は「ものづくり」が好きで興味があって、メーカーへ進むつもりで工学部へ進んだこともあり2つ目の実践型インターンシップ先は工業系の総合商社。

そのコーディネートをしてくださっていたNPO法人コラボキャンパスに出会えたこともまた、人生の大きな転換点です。

人よりモノに興味があって、営業に同行しても工具の話ばっかり聞いて社員さんやお客さんとの関係性を作るのが下手くそだった僕に、インターン先の社長が教えてくださったのが「ものづくりは人づくりから」ということ。

「ものを作ると言っても結局、作るのは人。人の成長なしにものづくりの成長はありえない。」

それを実感するキッカケとなったのが、「教えない教育」を大事にしながら失敗と挑戦が許容された仮想都市で小学生が成長する「マーブルタウン」という事業でした。

マーブルタウンでは子どもたちが自由に発想し、行動に移していける。固定観念がない分、大人よりも柔軟なアイデアを生み出していく子どもたちにものすごく感動したことを覚えています。

そして同時に、柔軟なアイデアを持っていてもそれを具現化できる経験値はまだないのかも?とも感じていて、「アイデアを具現化できるモノづくりのノウハウを子どもたちに応用したら、どんなワクワクするものが生まれるんだろう??」と感じたことが、僕がぎふマーブルタウンを立ち上げて4年経った今でも継続している原動力になっています。

ぎふマーブルタウンでは全体の75%、多いときで555名もの子どもたちが自分で手作りした商品やサービスで起業しているのですが、会場内を歩き回っているとそんな子どもたちから「これ作ったの!見て!」って声をかけられることがあります。

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そのときの笑顔は最高に輝いていて、そんな彼らが10年先20年先も同じ笑顔を持ち続けていられるように育みたい。

そして同時に、1人でも多くの子どもたちが自分や自分の生み出すものに自信を持って、心からの笑顔で生きていけるように育みたい。

ぎふマーブルタウンは開催するごとに参加者が増え、今では1年で約2,000名の小学生が参加するようになりました。
リピーター率は70%あり、過去8回で皆勤賞という子も少なくありません。

これは裏を返せば、こういう場を必要としている子どもが全国、世界にはもっともっといるということ。

これから何十年かかるか分かりませんが、僕は自分の命が続く限り、必要としている子どもたち全員に「生きる力」を届けていきます。


そして僕の命が尽きた後も僕の代わりに、子どもたちに必要な教育を届けていけるために、2019年1月23日に(非営利型)一般社団法人Nancyを立ち上げました。

でも、必要としている全ての子どもたちに届けるには、僕たちだけの力では足りません。

1人でも多くの方から、ほんの少しずつでも力をお貸しいただきたいです。

1日17円から、月のコーヒー1杯分でご支援いただけます。

ただ、支援の金額よりも大切だと思っていることがあります。
それは「この想いをどれだけ多くの方々に伝えられるか」ということ。

ただお金がほしいだけなら、お金を多く持っている方にお願いしにいく方がいいのだろうと思います。(たぶん)

そうではなくて、「子どもたちの笑顔を生み出していきたい!」「そういう場を必要としている全ての子どもたちに届けていきたい!」という想いを、1人でも多くの方々と共有したいのです。

1人でも多くの方々と一緒に、子どもたちの未来を良くしていきたいんです。


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だからこそ、この投稿を読んで少しでも感じるものがあった方はぜひ、皆さまのご家族さまや友人、知人にこの活動をぜひシェアをしてほしいです。

子どもの未来は日本の未来。
子どもたちの未来を、皆さまと育てていきたいのです。

ぜひ、応援よろしくお願いいたします。

こちらのリンクから寄付のキャンペーンサイトを開けます。https://syncable.biz/campaign/1280

よろしくお願いいたします!

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住田涼|Nancy代表理事|キャリア教育|岐阜愛知
【次世代のエジソンを育みたい】 (非営利型一社)Nancy代表理事。 経済産業省“第9回キャリア教育アワード”奨励賞受賞。 ぎふマーブルタウン(こどものまち) ハローインタレスト 滝高演劇部OB 岐阜大学工学部卒 #makers_u 5期