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厚みある言葉が好き

厚みある言葉が好きだ。
厚みある言葉を紡げる人でありたい。
常々そう思っている。

皆さんはどんな言葉が好きですか?
どんな言葉なら惹かれますか?
どんな言葉に心動かされますか?

僕は「厚み」ある言葉が好きだし、
「厚み」ある言葉に惹かれるし、
「厚み」ある言葉に心動かされます。

じゃあ言葉の「厚み」ってなんなのか。
だって言葉はモノじゃないから形として存在してないじゃん。

僕が感じる言葉の「厚み」は、
難しい言葉をつかえるとか、
わかりやすい比喩表現とか、
そんなテクニックの話じゃなくて。

❝どれだけその言葉に想いが乗ってるか❞

だと思っている。

「想い」、また抽象的な表現が出てきた。
じゃあ「想い」って何か。

それはあなた自身が経験したこと、
それに対して思ったことを言語化したもの

自分の中ではそう定義している。

もちろん芥川賞や直木賞をとるような作品は面白いし、
成功者が書くビジネス書は勉強になる。
だけどめちゃくちゃ心動かされるかっていうと、
僕の場合あんまりそうじゃない。
感心する、にとまる。
それはどこか現実的じゃないからなのかな。

その一方でエッセイに惹かれる。
とりわけnoteに投稿されている文章に心惹かれ、
気づいたら文章の世界に入っていて、
自分のメモ帳にメモすることだってある。

これってきっと言葉の「厚み」で。
フィクションじゃなく、ノンフィクションだから。
実際にその人が体験したことを、
当時の気持ちを振り返って書いているからこそ読んでいる自分も共感し、
ワクワクドキドキするんだと思う。

「こういう言葉好きだなぁ」
「なるほど、こんな風に思ったんだ」
「自分だったらどう思うかな?/どうしてるかな?」

そうやって重ね合わせるのも楽しかったりする。


もちろん何かを批評したり、
誰かの言っている素敵な考えを真似したものも大事なことだとは思うけど、

その人の経験に基づいた、きれいじゃなくても泥臭かったとしても厚みのある言葉を紡いでいる人たちと一緒に時間を過ごしたいなってすごく思う。

と同時に。

自分自身もそんな厚みある言葉を紡げる人でありたい。

そのためには、
反復するけど自分自身いろんな経験をしていく必要があって。
情報収集も大切だけどやってみることはもっと大切で。

実際にやってみての成功、失敗、心の動きをその都度確認する。
眼をそむけたくなることからも、目を背けずに真正面から向き合う。
そうやって残しておいた想いたちが、
時間が経過してから厚みある言葉として
自分を支えてくれるんじゃないかなって思ってる。


厚みある言葉を紡げる、厚みある人間に。

今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!