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もう一歩踏み込んでみる

基本的に土日って家に引きこもることが多いんだけど、日曜日は久々に天気が良くて外に足をのばした。

社会人3年目の終盤戦であるということは、石川県も3年目の終盤戦。
仕事上、車の運転をする機会も多く、金沢周辺の道はだいぶ詳しくなってきた気がする。

でも普段通っている道なんて、いわゆる「表」の道なわけで。
一歩踏み込んでみるとそこにはまだまだ知らない世界がたくさんある。


というわけで、昨日は片町-香林坊周辺の道を一歩中に踏み込んでみた。
そこは「長町武家屋敷」と呼ばれる場所。たぶん観光地としても有名だし、多くの人が知っているところなんだろうけど、自分にとっては初めて足を踏み入れた場所で。

そこは、”歴史ある街-金沢”を感じさせる、すごく趣のある場所だった。

どこか旅行に行ったら、ホテルとかの周辺を練り歩いて何があるのか探検するのが好きな私。それなのに今住んでいる街のまだまだ知らない素敵なところがあることに「なんでもっとはやく気づかなかったんだ…!」ということをちょっと悔やむ。

でも裏を返せば、3年経ってもまだまだ見つけられていない魅力があるなんて、楽しみはたくさん隠れているなって思う。


今回、一歩中に踏み込んだからこそ見えた新しい景色があった。

私たちは何かと物事の表面だけを見て、そのものを判断してしまう気がする。詳しく見るのはそれだけ時間がかかることだし、表面を見ただけで「わかった気」がするから。

でもそれじゃあ本当の魅力はおさえられていないんだろうな、勘違いしている部分もあるんだろうな、ってことを今回のことで気付いた。

時間だったり労力だったりがかかったとしても、本当に知りたければ一歩踏み込む勇気や投資が必要なんだろうな。


以前に「知る」ということの記事を書いた。

一歩踏み込む、ということは「知らなくてもいいこと」なのかもしれない。でも「知る」ことでしか得られない要素もある。

表面だけで物事を判断せず、一歩踏み込んでもっとたくさんのことを知っていきたいな。

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