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誰かを下げずにみんなで上がろう

よく、人を褒める時に誰かと釣り合いにする人がいるということを耳にする。

「○○さんと比べて君はすごいよね」

みたいな。幸運にも私は人に恵まれているので、自分の周りにはそんなことをする人はいないけど、結構いろんなところでそういった話は耳にするし話題にもなるから一定程度いるんだと思う。

きっと言ってる側には悪気はない。
ただただ目の前の人を褒めたいんだろう。
でもそんな褒められ方をして誰が得するのか、いや誰も得しない。

褒められた側もその比較対象がチラつく。別に比較なんてしなくてもいいのに、って思う。

こんなことを考えていた時に、ちょうどよく聴くラジオでもそんな話がされていた。

「人を褒める時に他人と比較して褒める人は、きっと他の場面では自分のことを釣り合いに出して比較してるから信用しない方がいいよ」

めちゃくちゃそうだなって思う。誰かとの比較でしか評価を出来ない、比較自体悪いことではないとは思うけどそれって自分の尺度であって。自分にベクトル向いてるんだろうなと感じる。

人と比較しなくていいじゃん、「あなたはすごい」で「あなたもすごい」でいいじゃん。全く同じなんてないんだから違うすごさがあるでいいじゃんって。


中には自分自身のことを下げて相手を上げる人もいる。

上で書いた「誰かと比較して」よりは全然いいとは思うんだけど、褒められた側はやっぱり「そんなことないよ」と100%嬉しいかというとちょっと気まずさはある気がする。もしかしたら「そんなことないよ」をカツアゲしようとしているのかもしれないが。

自分を下げている言葉を、自分自身は聴いてるわけで。もっと自分のことを大切にしなよ、って思う。


というかさ、誰がすごくて誰がすごくないとかどうでもよくてさ。
あなたのここがすごい、私も負けてられないな。とか、私はこれ得意だけどあなたはこれ得意ですごいよね。とか、みんなで上がっていけばいいじゃん。

下から上を妬んだり、下を見て落ちついたりしようとしないで、上で待ち合わせをすればいいじゃんって。

みんなで高め合っていった方絶対いいじゃんね。
そんなことをこれからも心掛けていきたいなとふと思った休日。

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